文豪たちの反応調査記録 其の肆

文豪と壁ドンやってみた (誉、賢二郎、剛士ラブ様リクエスト) ページ24

中島敦 (してみた)


「こういうのは・・・その、僕の方からするものですよ？」


(されてみた)


「え、えいっ、」

貴方がすると、彼は照れ乍云います。
しかし、行動に移す度胸はないので其のままです。
やったとしても、壁「トン」です。



太宰治 (してみた)


「どうしよう・・・蛞蝓にカツアゲされたのを思い出すっ、」


(されてみた)


「ふふ・・・ドキドキしてる？」

かつて中原さんにされた壁ドン(カツアゲ)を思い出して笑いだします。
まぁ、身長はほとんど同じですからね。
する時は、安定しての妖艶な笑みです。



江戸川乱歩 (してみた)


「はい、どーん」


(されてみた)


「ねぇ、太宰となに話してたの？」

貴方が行動に移す前に、彼が逆に壁ドンしてきます。
貴方にされるとドキドキしちゃいますから、先手必勝です。
嫉妬故の壁ドンは、何時もの子供らしさが消え、緊張しました。



芥川龍之介 (してみた)


「なんだ？」


(されてみた)


「好きだ」

告白時、真剣な顔で貴方に貴方にそう云いました。
其の真剣さは、任務直前と同じです。
因みに、彼はされても気づきません。



中原中也 (してみた)


「ん・・・」


(されてみた)


「此の距離だとすぐ接吻できるな」

どちらにせよ優しい接吻をしてきます。
蕩けるような優しさに、貴方は座り込んでしまいます。
彼は待ってました、とばかりに貴方を寝台へ運びました。



フョードル・ドストエフスキー (してみた)


「構ってほしかったんですか？」


(されてみた)


「大丈夫、ですか？」

満員電車に乗った際、人混みから庇うようにした結果、壁ドンになりました。
しかし、意外にも彼は気づいていません。



ゲスト


国木田独歩 (してみた)


「怪我はないか？」


(されてみた)


「・・・顔が赤いぞ。風邪か？」

貴方が勇気を振り絞るも、転んだと勘違いします。
壁ドンも無意識です。
ある意味一番質が悪かったり・・・？



谷崎潤一郎 (してみた)


「此は・・・好きな人にやることだよ？」


(されてみた)


「何処にも行かないで」

「谷崎君が好きだからしてる」と云うと、顔を真っ赤にしました。
可愛いです。
抱きついてやりましょうか。

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