文豪たちの反応調査記録 其の拾 【リクエスト停止中】

夢主と文豪の子供が文豪に布団を持って「ねんね」と云ってみた (りん様リクエスト) ページ18

中島敦


「え？で、でもまだ仕事が・・・」

山積みの書類を見る彼に対し、貴方はにこりと笑います。
「大丈夫、本人にやらせるから」と。
貴方の左手は太宰さんの襟を掴んでいましたが、彼は子供の持つ布団に目を向けて見なかったことにしました。



太宰治


「ふふ・・・優しいねぇ」

徹夜で何かを考えていた彼が心配だったようです。
子供は彼に布団を押し付けて早く眠るように促しました。



江戸川乱歩


「・・・うん。一緒に寝よっか」

少し眠たそうにしていただけの彼でしたが、子供は直ぐに気づきました。
驚いたものの、子供の気遣いに彼は笑顔です。



芥川龍之介


「僕はまだ眠れぬ故。時雨と、」

「ねんね！！」と子供も一歩も譲りません。
二人が平和な争いをしている間に仕事を回収しましょう。



中原中也


「そうだな。そろそろ寝るか」

子供と貴方にはとことん弱いので、彼は直ぐに折れて眠りにつきます。
急がしい幹部の仕事ぶりは子供も心配なようですね。



フョードル・ドストエフスキー


「ママに云われたんですね」

彼の体を心配した貴方が子供に云うようにお願いしたんです。
彼は其れを理解した上で布団を受けとります。



黒の時代 太宰治


「全く、仕方がないなぁ」

断ろうとも思いましたが、貴方が後ろで圧のある笑みを浮かべていたので折れます。
流石の歴代最年少幹部も妻と子供には完敗でした。



ニコライ・ゴーゴリ


「うん！いいよ！！」

にこにこと笑う彼。
気づいた時には貴方も巻き込まれています。
家族三人でお昼寝ですね。



ゲスト


森鴎外


「・・・そうだね。ママも誘おうか」

こちらも家族三人でお昼寝です。
執務室を訪れた中原さんは少し微笑ましそうに眺めた後、提出予定だった書類を持って帰りました。



立原道造


「でも今から任務が・・・」

「構わん。家族は大切にしろ」と広津さんは彼を子供の元に行かせます。
彼は広津さんに感謝し乍、子供に笑いかけました。

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