文豪たちの反応調査記録 其の捌

夢主が東方ボーカルの『忘れじの故郷』を歌ってみた (ナマケモノ様リクエスト) ページ45

中島敦


「えっと・・・ふるさとって兎が美味しいところですか？」

いえ、違いますね。
貴方がふるさとについて話すと、彼は「僕のふるさとは孤児院ってことになるんでしょうかね」と複雑そうに笑いました。



太宰治


「私にとってのふるさとは君の隣だからね・・・どんな時でだって帰れるさ」

寧ろ彼が貴方の隣にいないことの方が珍しいですよね。
ふるさと、というよりかは彼の一部に組み込まれている感じです。



江戸川乱歩


「人の心は確かに移り変わるけど、僕の気持ちは未来永劫変わらないからね！」

「ずっと大好きだよ」と笑います。
彼の言葉に嘘も偽りもありません。
「私も、ずっとずっと大好きです」と答えると、彼はとても嬉しそうに笑ってくれました。



芥川龍之介


「・・・時雨を思い乍見る月は美しい。何時であろうとな」

愛してる、って云いたいんでしょうね。
少し不器用で照れ屋な彼なりの精一杯の愛の伝え方です。



中原中也


「あぁ、確かに何時かは全部消えちまうんだろうな。其でも俺は手前と生きる今を忘れる心算はねぇ」

「こんな煩い奴なんてそうそう忘れられねぇしな」と悪戯っぽく笑い、貴方に軽くでこぴんします。
貴方との記憶は何にも変えられない大切なものですからね。



フョードル・ドストエフスキー


「僕は貴方と出逢った日のことを今でも昨日のように思い出せますよ」

色褪せることのない貴方との日々。
形には残らなくとも、彼の記憶の中には永久に残り続けます。

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