文豪たちの反応調査記録 其の捌

子供が赤ちゃんを見乍「僕の妹？」と云ってみた (りん様リクエスト) ページ21

中島敦


「そうだよ。優しくしてあげてね」

「うん！」と答えると、彼は安心して笑います。
しかし数年後・・・
家からは元気な喧嘩の声が聞こえてくることになりました。



太宰治


「喧嘩しちゃ駄目だからね。谷崎君たちを見本にするといい」

あの兄妹は・・・見本にしてもいいんでしょうかね？
何だか色々と危ないような気がするんですが・・・



江戸川乱歩


「僕には妹なんかいなかったからなぁ・・・」

「いいなー」と子供のほっぺたをむにむにと触ります。
後ろから眺めていると少し大きなお兄ちゃんにも見えますけれどね。



芥川龍之介


「妹は大切にしろ」

彼には妹がいますからね。
何となく昔の自分を見ているような気持ちになったのかもしれません。



中原中也


「おー・・・母さんに似てるといいな」

しかし、一人目が貴方似で、二人目は彼似でした。
女の子ではありますが、男勝りの性格で女子にモテるようになります。←



フョードル・ドストエフスキー


「えぇ、そうですよ」

貴方との間にできたもう一人の宝物。
其の愛らしい姿を見つめて自然と優しく笑んでいました。


ゲスト


黒の時代 太宰治


「・・・首領から守るんだよ」

貴方によく似た娘はロリコンの格好の餌食ですからね。←
息子は彼の目を見て「此れはガチな奴だ」と察します。



立原道造


「間違っても尾崎幹部と首領には近づけるな。いいな？」

尾崎さんも尾崎さんでかなり子供には甘そうですからね。
鏡花ちゃんがいい例でしょう。



国木田独歩


「また騒々しくなるんだろうな」

子供がいると何かと予定が崩されますからね。
しかし彼は其でもいいと思っているんですよ。
大切な家族が原因なら、何だって許せてしまうんです。

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