文豪たちの反応調査記録 其の漆

包丁さん夢主が赤い顔で照れ乍「ずっと一緒に居てね？」と文豪の服を掴んでみた (月華様リクエスト) ページ42

中島敦


「こ、こんな僕でよければ！」

「私は敦君がいいから、こんな僕、なんて云わないでね？」と抱きつきます。
幸せな時間ですね。



太宰治


「ふふふ・・・勿論」

自分よりもかなり低い位置にある貴方と目線を交わして微笑みます。
「約束だよ」と小指を交えました。



江戸川乱歩


「僕が君から離れるなんてあり得ないよ」

おいで、と云うように両手を広げました。
彼の優しさに甘えて飛び込んじゃいましょうか。
きちんと受け止めてくれますよ。



芥川龍之介


「・・・貴様こそ、離れるなよ」

貴方にはふっ、と消えてしまいそうな儚さがあるんです。
彼は貴方が消えてしまわないように、ぎゅっと抱き締めました。



中原中也


「ったく・・・可愛いなぁ、手前は」

林檎のように赤い頬を見て噴き出します。
でも、貴方に背を向けた彼の頬も同じ色に染まっているんですよ。



フョードル・ドストエフスキー


「えぇ、約束しましょう」

何時か、彼は死んでしまうでしょう。
其れでも、貴方たちは約束します。
貴方の永遠の時と比較して、一瞬である彼の寿命が尽きる、其の時まで。



ゲスト


樋口一葉


「っ・・・！！は、はい！！」

可愛さに悶えている彼女が産み出した間を不安に感じた貴方を安心させるために、満面の笑みで答えてくれます。
通りかかった中原さんが驚くくらいの大きな声で、です。



尾崎紅葉


「私の命が尽きるまでは・・・側におるよ」

「できるだけ長生きしてね」と彼女の着物に顔を埋めると、彼女は少し曖昧な笑みのまま貴方の髪を撫でました。
優しく、優しく。

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