文豪たちの反応調査記録 其の漆

文豪と街を歩いていたら可愛い男の子が「先輩！」と云って夢主に抱きついてみた (奏様リクエスト) ページ35

中島敦


「だ、誰ですか！？」

「学校時代の後輩だよ」と貴方が笑うと少し微妙な顔をします。
後輩であろうとなんであろうと、貴方を取られるのは嫌ですからね。



太宰治


「・・・私の時雨ちゃんから離れてくれないかい？」

真っ黒太宰さんの降臨です。←
貴方が慌てて「ただの後輩だから！ただの！！」とフォローを入れたので事なきを得ました。



江戸川乱歩


「時雨！こっちこっちー！」

後輩君が貴方を呼ぶ声をかき消すように大声で叫びます。
彼の機転により、後輩君と出逢うことはありませんでした。



芥川龍之介


「・・・何奴」

聞くのはいいんですが、羅生門を仕舞いませんか？
すぐに行動に移さないだけ成長はしているんでしょうけれど・・・



中原中也


「あ？誰だ？」

此方は敵意もなく、純粋に質問します。
他の人たちと比べた時の安心感が半端ではありませんね。



フョードル・ドストエフスキー


「初めまして。時雨さんの恋人です」

実は貴方に片想いをしていた後輩君に彼の先制攻撃がクリティカルひっとしました。
彼は更に「すみません、今はデート中なのでまた今度にしていただけませんか？」と云います。
止めてあげてください、後輩君のライフはもうゼロなんです。←



ゲスト


国木田独歩


「時雨の後輩か？何時も世話になっているな」

「国木田さんは、私のお母さんですか？」と貴方が聞くと「は？」と鬼の形相で睨まれます。
恋人、と云われたいんですよ。



黒の時代 太宰治


「時雨から離れ給え・・・今すぐに」

氷のように冷たい眼差しで後輩君を見下ろします。
怯えて後輩君が逃げ出した後に、彼は貴方を痛いくらいに抱き締めます。
嫉妬、ですかね？

文豪がめちゃくちゃヘタレになってみた (529559様リクエスト)→←夢主と文豪が喧嘩し、夢主が「もう知らない！(文豪の嫌いな人)のところ行くもん！」と云ってみた (奏様リクエスト)

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