文豪たちの反応調査記録 其の漆

文豪が夢主の手荒な運転の助手席に乗ってみた (神夜 ※低浮上様リクエスト) ページ30

中島敦


「ちょ、まっ、うぇ・・・」

完全に酔いましたね。
車から降りると空に浮かぶ雲のような顔色のままで笑いだしました。



太宰治


「うーはははは！私は風だー！」

窓を開けて風を全身に感じ乍叫びます。
帰りは彼の運転で帰りました。
其でも酔わない貴方も彼も、三半規管が丈夫ですね。



江戸川乱歩


「いえーい！！」

此方は絶叫遊具気分です。
帰りも「もう一回！」とお願いされます。
探偵社内で貴方の運転についてこられるのは彼、太宰さん、賢治君だけですね。



芥川龍之介


「ぐ、ぅ・・・」

小さく呻き、静かに酔います。
「もう二度と貴様の運転する車には乗らぬ・・・」と云い、ぐったりと横になりました。



中原中也


「うおおぉい！！前、前！！」

曲がり角にぶつかるギリギリのタイミングでハンドルを切り、華麗に曲がります。
酔いはしませんが、彼の場合心臓が持ちません。
だって高級な外車ですし。



フョードル・ドストエフスキー


「・・・遠慮します」

後日貴方が「ドライブしませんか？」と誘うと断られます。
丁寧で穏やかな性格とのギャップが激しすぎる運転でしたからね。

元ブラック企業所属の夢主が酒を飲んだ途端「キレる中年の見出しになったろかイィ！！？」と叫んでみた (轆轤様リクエスト)→←夢主が子持ちで子供が文豪と初めて逢った時に「初めまして！貴方が私のお父さんですか？」と云ってみた (紗々様リクエスト)

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