文豪たちの反応調査記録 其の漆

平凡夢主が唯一の男友達と歩いてる所を文豪に見られてみた (黛様リクエスト) ページ3

中島敦


「友達・・・だよね」

何となく心配で、こそこそと後をつけ始めます。
結果、親しそうな貴方の友人に若干嫉妬してしまいました。



太宰治


「やぁ、時雨ちゃん」

誰といようがお構いなしに声をかけてきます。
友人は突如現れた普通からかけ離れた包帯巻きのイケメンを見て唖然とします。



江戸川乱歩


「時雨ー！！」

近寄らず、大声で貴方の名前を呼びます。
貴方が友人に頭を下げてから走ってくると満足そうにしました。



芥川龍之介


「・・・」

無言で闇と同化して二人を追います。
「男と女、釣り合ってないよなぁ」などと云う通行人には速攻羅生門です。



中原中也


「・・・俺にはそんな風に笑いかけたことねぇくせに」

少し人見知りですし、彼といるとかなり目立ってしまいますからね。
あまり比べられたくないんです。



フョードル・ドストエフスキー


「ご友人ですか？初めまして」

ふらり、と現れて挨拶をします。
勿論其だけが目的ではなく、近づいて友人が貴方に害をなさないかどうか見極めるためでもあります。

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