【ONEPIECE】月が綺麗だと、そう言って2【トラファルガー・ロー】 (ページ17)

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16.花嫁奪還大作戦ページ17

－no side－

扉を開けたハートの海賊団に一気に襲いかかる兵士達

ベポ「キャプテン！ここは俺たちに任せて！」

ロー「任せたぞ！room、シャンブルズ！」

ローは神父と場所を交換しAの元へ飛んだ。

領主「お前はこっちに来い！！」

A「ッ！！船長！！」

ロー「A！」

領主によって裏へ連れていかれるAを追おうとローが手を伸ばす。

フレ「行かせませんよ！」

ロー「！…お前、あの時船に来た奴か、」

フレ「旦那様！早く裏へ！」

領主「あ、ああ」

ローの刀を受け止め裏への道をフレディが立ち塞がる。

フレ「愚かですね！あんな犬、捨ておけばいいものを！さっさと消えろ！！」

シャチ・ペン「おらァァァァ！！！！」

ローに襲いかかるイバラをシャチとペンギンがナイフと槍で食い止める。

シャチ「行ってください、キャプテン！」

ペン「コイツは俺達が！」

ロー「あァ、存分にやれ！」

裏への扉に駆けていくローを横目で追いながら、2人にフレディが嘲るように笑った。

フレ「私は能力者ですよ？貴方達だけでいいんですかねぇ？」

シャチ「おいおい聞いたかペンギン、コイツ随分俺達のこと舐めてくれちゃってるぜ」

ペン「ああ、聞いたさ。それも含めてたっぷりお礼しないとなぁ！もちろん…」

ペン・シャチ「俺達の仲間の分もな！」

－ローside－

ロー「シャンブルズ！」

「うわぁ！俺の体が！」「それ俺の脚だ！」
「何が起きてるんだ！」

次々と現れる兵士を能力で薙ぎ払い走り抜けると大きめな部屋が見えた。

領主「まさかお前がそれ程奴らを誑かしているとはな！」

A「ぐはっ！」

地面に転がったAを蹴る領主はハッとしたように彼女の腕を掴んで持ち上げようとする。

領主「おい立て！！大量の兵士が居るとはいえ賞金首だ！早く逃げなければ…！」

ロー「へぇ？大量の兵士ね…。もしかしてアレのことか？」

背後のバラバラになった奴らを指差すと領主の顔が真っ青になった。

領主「トラファルガー、貴様ァ！！！」

ロー「さて、うちのクルーを返してもらおうか」