【ONEPIECE】月が綺麗だと、そう言って2【トラファルガー・ロー】 (ページ2)

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1.失踪ページ2

－ローsideー

ロー「船番頼んだぞ」

シャチ・A「アイアイ！」

俺とペンギンはAの痣の正体を調べるため、島の図書館に向かった。

しかし、呪い、痣、命令、主従…様々な文献を調べるがアイツの痣に関係するものはない。

ロー「ハァ……。」

ペン「キャプテン、どうですか？」

ロー「ねェな…。関連しそうなモンは粗方探したんだが…」

ペン「こっちもです。」

余程珍しい呪いなのか、洗脳か…それでもなきゃ催眠術の類か…？

ペン「…そういやアイツ、領主の所有物の印みたいだって言ってましたよね」

ロー「…あァ。」

ペン「なんか呪いって言うよりは…首輪みたいだなって思って。」

ロー「首輪…か。」

ペン「なんとなくそう感じたってだけなんですけどね。すみません。」

「違うアプローチで探してみます！」と足早に本を探しに行ったペンギンを見送って、俺も呪いに固執せずに探してみるかとさっきと違う本棚に向かう。

しかし、違う視点でと言っても持っている情報が少なすぎて条件を絞ることも増やすこともできない。
どうしたもんかと行き詰まりつつ本棚を見ていると、悪魔の実についての本がふと目に留まった。

ロー「(他人を呪える悪魔の実の能力…まさか、な。)」

それでも念の為と手に取った時、本を探しに行ったはずのペンギンがこちらに戻ってきた。

ペン「キャプテン！！」

ロー「…うるせぇ。なんだ？」

ペン「Aが…消えました…」

ロー「！」

ペン「しかも、甲板に血塗れのシャチが倒れていると…」

ロー「直ぐに戻るぞ！」

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注意！
次の話からオリキャラでます！