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軽く伸びをしながら言った言葉はアオイちゃんによって戯れ言とされ、ついでに返ってきた言葉にきょとりと目を瞬いた。直後。

ばしゃっ、と聞こえた水の音に視線をやれば、そこにはずぶ濡れになった善逸と伊之助がいて、なんなら落ち込んだ炭治郎が離れたところに立っていた。
なんだなんだと見てみれば、そこには静かに座って湯呑みを傾けたまま口だけ笑んだカナヲちゃんがいて。どうやら三人は彼女にずぶ濡れにされたらしい。おやおや。


「もしかして」

「はい。次はカナヲがお相手です」

「マジか〜」


ぷらぷらと手首を揺らしながら苦笑い。あの子が相手かそっか。んー困った。これはちょっと、困ったなぁ……。なにが困ったって、アオイちゃんの後ってのが困った。うーむむむ。


「さあ、Aさん」

「はーい」


アオイちゃんに促されるままカナヲちゃんと向かい合わせで座る。机にはまばらに並べられた薬湯入りの湯呑み。目の前には静かに座るカナヲちゃん。床は今の間に綺麗に拭かれてあって、水滴一つ落ちてやしなかった。……あー……。
視線が刺さる。どうやら三人の視線が私に一直線に向いているらしい。意味は様々。期待と不安と……お前もずぶ濡れになれやみたいなやつが強いな。なんて奴だ善逸この野郎。

静かにこちらを見つめてくるカナヲちゃんの視線は読めない。なんかこう、なにこれ。禰豆子ちゃんと同じでミステリアス。感情の起伏がない。淡々としてる。余裕もなければ焦りもなくて、ただ目の前のことを熟そうとしている、そんな感じ。いや待って本当に困った。あーー……。

けれどもけれども、訓練なのだからしょうがない。やらなければいけないわけで、やらないという手はないわけで。ふう、と息を吐き出して真っ直ぐとカナヲちゃんを見る。大丈夫、いけるいける。大丈夫。そう簡単にはいかないって。


「では、反射訓練……始め!」


バシャッ。

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ユズヒ(プロフ) - たまごさんさん» おっとそのパターンは予測してなかったですね……? 美味しく味付けして食べてくださいね……。おやすみなさい!たまごさんさん(?)も風邪など引かれないようお気をつけて!! (2020年2月5日 23時) (レス) id: 717d8ad01f (このIDを非表示/違反報告)
たまごさん(プロフ) - ではおやすみなさい、体調崩されないようお気をつけください! (2020年2月5日 23時) (レス) id: e187441fa2 (このIDを非表示/違反報告)
たまごさん(プロフ) - くそぅ…間に合わなかったか…Rainさんもっと語彙力落としてください(失礼)それかユズヒさんを食べます! (2020年2月5日 23時) (レス) id: e187441fa2 (このIDを非表示/違反報告)
ユズヒ(プロフ) - たまごさんさん» コメントありがとうございます! 因みにRainさんの語彙力は私が美味しく頂いたのでカケラも残っておりません。大変美味しゅうございました……(カップラーメンを眺めながら) (2020年2月5日 23時) (レス) id: 717d8ad01f (このIDを非表示/違反報告)
ユズヒ(プロフ) - 夜美さん» いくら言葉があれでも声がよければ全て良しとなる…ここはそんな世界……。とんでもないです! 明日を楽しみにしててくださいね……!! (2020年2月5日 23時) (レス) id: 717d8ad01f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユズヒ | 作者ホームページ:   
作成日時:2019年12月8日 16時

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