稀血の少女。【鬼滅の刃】

壱 ページ2

炭治郎side






鎹鴉 ｢負傷ニツキ完治スルマデ休息セヨ!! カァー!!｣




炭治郎 ｢休息してし良いのか？

俺、今回怪我したまま鬼と戦ったんだけど...｣




鎹鴉 ｢...ケケッケ｣






ケケッケ...??


すると、ギィっと音を立て門が開き


1人のお婆さんが姿を現した






炭治郎 ｢あぁ、夜分に申し訳ありません...！｣




善逸 ｢ﾋｨｯ!! お化け...!!!｣




伊之助 ｢なんだ、弱っちそうだな｣




炭治郎 ｢コラッ！｣






お婆さんはどうぞと一言言って


俺達を中へ入れてくれた


お婆さんの後を着いていけば、善逸はのお婆さの事を妖怪だとか言い出す。


全く、失礼だなぁ...






？ ｢あら、鬼狩り様？お婆ちゃん｣






不意に聞こえてきた女の子の声


そこには小柄でとても美しい女の子が立っていた。


思わず見とれてしまうほど整った顔立ちだ





善逸 ｢お、おお女の子！！？ しかも美人！！！

決めた。俺、この子と結婚する！！！！！！！！｣




炭治郎 ｢っ、善逸！！｣






女の子に飛びつこうとする善逸を直ぐに捕まえる


そんな様子を見て女の子は困ったように笑った






『私は南雲A。直ぐに準備しますね』






そう言うとAは屋敷の奥へ姿を消した


何で止めるんだ！！と騒ぐ善逸を落ち着かせ


俺達も屋敷の中へ入ると、





お婆 ｢お召し物でございます｣




と出してくれた藤の花をモチーフにした浴衣に着替え、
また次の部屋へと案内される。


戸を開けるとそこにはAの姿があった




A 『お食事でございます。』




丁寧に頭を下げるA
見たところは同い歳くらいに思えた。




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