15話 ページ17
貴方「お母さん!見て、花の髪飾り!これお母さんにあげる。」
母「あら、とても綺麗ね、Aは器用だね。」
お父さんは私が生まれて直ぐに病気で他界した
母が1人で私を育ててくれてる。
だから、迷惑はかけないように、お母さんの手助けをした。
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でも、幸せは長く続かなかった。
海に出かけて居る最中、車が事故にあって海に落ちた。
貴方「た……助けて!!」
そう言えば、お母さんが見当たらない。
溺れた!?
貴方「お母さん!?」
男「君、大丈夫か!?これに掴まれ!」
と、近くにいた人がロープをくれた
だが、お母さんも溺れていた。
ロープに捕まった時に私はこういった。
貴方「お母さん!私の足に捕まって!」
お母さん「う、うん。」
少し痛いが、片足を強く握ってくれた。
貴方「引っ張ってください!」
男「あぁ。」
と引っ張っていくと、足の痛みも増してきた。
自分の足がどうなってもいい。
お母さんが助かれば……
と思っていたが、、
お母さん「ぐっ!?」
引き上げる途中、大きめの岩にぶつかった。
意識が朦朧としているのか、足を握る力が弱まった。
貴方「お母さんダメ!離しちゃダメ!」
と言う声はもうお母さんには届いていなかった。
力尽きて海の方へと真っ逆さまに落ちていった
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その後、孤児院に入れられた私は、1人の男に引き取られた。
ボス「じゃあ、帰ろうか。」
貴方「……うん。でも、いいの?私は、お母さんを殺した……」
ボス「あれは事故だったんだ、それにこれからもっと殺すようになる」
貴方「え……」
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貴方「いや……嫌だ、やりたくない」
ボス「はぁ…アザゼル。君は才能がある。なぜ使わない?……記憶を飛ばすしかないか。」
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貴方「思い出した……」
ボス「ちなみに、親殺しということが周りの人間に知られたらどうなる?」
貴方「や、やめて!!」
ボス「嫌ならまた僕と手を組まないかい?……いいね?」
『YES』しか言わせないこの威圧感……
貴方「……」
私はただ頷くことしか出来なかった。
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明里香(プロフ) - 7話に誤字がありました。「感の鋭い」ではなく、「勘の鋭い」です。 (2019年6月5日 12時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
角砂糖(プロフ) - 栖夜さん» そう言って頂けて嬉しいです!今は、もうひとつの作品に集中したいと思います。これで更新を何とか早くしたいものです。(笑) (2019年6月1日 9時) (レス) id: 83d7088b25 (このIDを非表示/違反報告)
栖夜(プロフ) - とても面白かったです!今までお疲れさまでした!新しい作品が出来たなら、すぐ見に行きます!楽しみに気長に待ってみます!今まで更新本当にお疲れ様でした!それでは。 (2019年6月1日 9時) (レス) id: b2beda4449 (このIDを非表示/違反報告)
角砂糖(プロフ) - さちさん、コメントありがとうございます!更新は平日は基本的午後なのでしばらくお待ちください…(,,・ω・,,) (2019年5月21日 7時) (レス) id: 83d7088b25 (このIDを非表示/違反報告)
さち - おもしろいです。続きが気になりました。よろしくお願いします。 (2019年5月21日 1時) (レス) id: 43b8d3401a (このIDを非表示/違反報告)
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