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ト「……そういえばクロノアさんは
なんで雄英にいたんですか。」

『あ、俺?俺はね』

単純に…

『皆に見つけてほしかったから、だね。』

死「?どういうことですか?」

『あー…雄英ってさ日本でも有名な学校じゃん?』

死「はい!」

『だから雄英で目立てばぺいんと達が見つけてくれるかなって。』

ト、死「「あ〜…」」

『じゃあ死神くんは?』

死「僕ですか?」

『そう。俺が説明したとき死神くんがさっき納得したから違う理由なのかなって思って。』

死「僕は中学でどこ行こうか悩んだ時に友達が雄英行くって言ったんで付いていった感じですね。」

ト「……なるほど…」

…?トラゾーどうしたんだろう…

ト「二人共。」

死「?はい。」

『どうしたの?』

ト「…ヴィラン連合に来る気はないですか?」

死「『……え?』」

ヴィラン……連合…

死「ど、どういうことですか?」

ト「俺は、イナリさんの復讐と
生きづらい世の中を変えるためにヴィラン連合に入りました。」

『うん…』

ト「でも、日常組が、皆がいないと変なんです。」

死「変…?」

ト「そう。変なんです。
心にぽっかり穴が空いたような…
そんな感じがして変な感覚になるんです。」

ト「……だから、俺は二人に来てもらいたい。
二人に、いてもらいたい。」

『……それは、イナリさんだけじゃダメなの?』

ト「…はい。」

死「……僕は、行く気はないです。」

ト「!……なんでですか?」

死「……クロノアさんが、言ったはずです。」

『……俺?』

死「はい。クロノアさんはこう言いました。
「イナリさんみたいな、そんな悲劇を起こさせないようにしよう。」と。」

『…言ったね。』

死「でも、ヴィラン連合に入ったら、逆に悲劇を起こしてしまう……そんな気がするんです。」

ト「ッ…じゃあ何になるっていうんですか!!
ヒーローにでもなる気ですか!!
あのッ最低で最悪な、ヒーローに!!」

死「違いますよ!!」

え……?

ト「違う…?」

死「僕はヒーローにも、ヴィランにもなりません。“日常組”になります。」

『日常組って…』

死「あの、僕らがなった、4人で…いや、5人で
結成した、日常組です。」

『それは…どういうこと…?』

死「また!この世界でも!僕らはきっと集まります!集まる運命です!ッだから!
……だからッ、この腐った世界を、変えましょう。
この、5人で……“日常組”で!!」

『……そうだね。』

ト「……俺も、見失っていたわ…」

ト「…ありがとう、死神さん。」

死「!てことは…!」

ト「やろう!この!5人で!」

『結成しよう!!』




『“日常組”を!!!』

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rimu@他力本願寺建設完了! - めっちゃ好きです!(急な告白)続き気になります!更新頑張ってください!応援してます! (2022年9月10日 22時) (レス) @page12 id: 251d2d6b95 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:星夜空 | 作成日時:2022年7月29日 13時

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