10羽 ページ10
『どーしたの?』
私たちは外に出て階段に座る。
「パピーから聞いたアル。昔の記憶ないんでしょ?」
なんだ、知ってたんだ
『そうだよ。神楽ちゃんのことも実は覚えてないの。ごめんなさい。』
「そーだったアルね。じゃああのバカのことも覚えてないアルか?」
私は1度下を向く。
A?と言って私を覗く神楽ちゃん
『神威はどこかで会ったことあるような気がするの。でも思い出せなくて
ねぇ神楽ちゃん。あなたたちの知ってる私はどんな感じだった?』
「そーあるなー・・・
Aは戦いが大好きで毎日神威と戦って
それでパピーとマミーに2人で怒られてたアル」
神楽ちゃんは1度考えてからまた話す
「バカ兄貴はAのことが大好きで大好きで仕方がないアル
今でもそれはきっと変わらない。
好きだからこそ今の現状も聞きたいし知りたいアル」
私は後ろに気配を感じ、咄嗟に後ろへ飛んだ。
「誰が余計なこと喋れって言ったよ」
真顔の神威が神楽を殴った
「何するアルか!?
いつになっても伝えれないお兄ちゃまの言葉を代弁したまでネ!」
「誰も頼んでねぇよブス」
2人は睨み合い、戦いを始めた。
どーしよ、とめなくちゃ
『け、喧嘩はよくないよ!!
2人とも仲良く!』
「「こんなブス/バカと仲良くできるか!!!」」
さらに戦いは激しさをましてしまった
私は神楽ちゃんの元へ跳ぶと神楽ちゃんを抱きしめ神威に蹴りを入れた
「なんでそいつのことかばうの?」
『弱いものいじめはいけませんよ?』
「私は弱くないアル」
ボソッと言う神楽ちゃんのことを無視し私たちは話を進める。
「そんな弱いやつなんかほっといて俺との決着つけようよ」
「私は弱くないアル」
私は神楽ちゃんを逃がすため私は神楽ちゃんを家の中に押し込める
「前の賭け忘れてないよね?」
『もちろん。私も仕事なんで』
私たちは笑みを浮かべお互いを殴る。
腹を殴られ私は血を吐く
せっかく完治したのにまた傷開いたらどーすんのよ
私も反撃する
今日は日光に浴びてもいいようにたくさんの包帯をまき、傘をさす。
「なんかミイラみたいだね」
『うるさい』
私が神威の腹に拳を打ち込むと
通りの端まで飛んでいった。
私はそこまで行き、さらに攻撃する
『ここで寝たら邪魔になりますよ?早く起きて』
私は口角を上げる。
「悪い顔してるなぁー」
私たちは屋根に登った。
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寝野好子(プロフ) - アイリスさん» お返事遅くなりごめんなさい!!頑張って書きますので応援よろしくお願いしますね! (2021年8月11日 17時) (レス) id: 754316c313 (このIDを非表示/違反報告)
アイリス(プロフ) - あーもう、こういうやつ大好きです!続き待ってます!!頑張ってください (2021年8月2日 19時) (レス) id: 45e9dfc0f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:寝野好子 | 作成日時:2021年8月1日 0時