2羽 ページ2
「待て!A!!」
俺は歩き出したAを引き止める
「俺のガキ、神威はお前のことを・・・」
「神晃の息子だろうが関係ない。仕事だから」
Aは1度も振り向かず歩いていった。
ー神威はお前のことを愛しているー
言いかけた言葉は俺の中に戻って行った。
*★*――――*★* *★*――――*★* *★*――――*★*
「A、昔と雰囲気違ったアルな」
「神楽ちゃん、実はあいつ昔の記憶がないんだ」
神楽ちゃんは俺の方を見る。
神「どーいうことアルか」
「そのままの意味だよ。あの事件以降の記憶がバッサリ抜けているらしい」
「じゃあ、私のことも覚えてなかったってことアルか?」
俺はあぁと下を向いて返事を返すしかなかった。
俺は悲しむ神楽ちゃんの顔を見れなかった。
「神威のことも?」
「あぁ、俺も記憶が戻るかもと思っていろんな話をしたが思い出すことはなかった。
この状態であの二人を出会わせてよかったのか俺にはわからない。」
A、お前からしたらこれから辛い思いをたくさんしなきゃならないかもしれない
しかし、これはお前たちへの試練なのかもしれない
俺はお前のことも俺のガキだと思ってる
幸運を祈る。
お前たちが昔のような関係に戻れるといいな
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寝野好子(プロフ) - アイリスさん» お返事遅くなりごめんなさい!!頑張って書きますので応援よろしくお願いしますね! (2021年8月11日 17時) (レス) id: 754316c313 (このIDを非表示/違反報告)
アイリス(プロフ) - あーもう、こういうやつ大好きです!続き待ってます!!頑張ってください (2021年8月2日 19時) (レス) id: 45e9dfc0f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:寝野好子 | 作成日時:2021年8月1日 0時