緑の後悔 ページ47
side urata
船に翌日船へ帰還し事の顛末を報告し終わると、うら子達に連行された
話さねぇとな
浦「まぁ、お前らは予想着いてるだろうけど俺は彼奴に買われた奴 隷だった」
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俺は極々普通の家庭に生まれた一般人だ
王政の国じゃ無かったし身分で優遇されるとかそういうのは一切無かった
治安も悪くは無かったんだ
けど、ある時から治安が悪化し子供の誘拐が頻発し、政府も問題視し始めた
俺もその被害に遭い攫われ、気づいた時には船の上だった
浦「どこ?ここ…」
直ぐにもう逃げられないと分かり絶望感で何も出来なくなった
俺を攫ったのは海賊で船の中では貴族に対する態度とか話し方とかを学ばされた
まぁ、簡単に言えば調教だ
子供「もう嫌だ!こんな所居たくないよぉ!!うわぁぁああああん!!!」
耐える事が出来ずに海に飛び込んだ奴
子供「ごめんなさい、ごめんなさい…うぎゃあ!?やめて!やめてください!」
ミスが多く殺された奴もいた
浦「もう…嫌だ…」
そんな中だったから俺は感情を無くし、何も感じ無くなる事で自分を守った
何日も何週間も耐えて、着いた国で檻に詰め込まれ布を被せられた
次に景色が見えると、また暗い部屋の中でニヤニヤと笑う人間が観察していた
それが、伯爵だった
彼奴は俺が気に入ったらしく主催者で有りながら俺を買った
それから更に地獄だった
俺は人間の扱いをされなくなった
服を奪われ
伯爵「ペットに服は要らないな」
浦「や、やめて…」
躾と称し鞭を打たれ
伯爵「駄犬が!クソッ!」
浦「う゛ぁッ!」
変態貴族の見世物にもされた
貴族「緑眼の少年ですか」
貴族「いい買い物でしたね」
伯爵「えぇ、私のお気に入りですよ」
そんな生活が約1年続いた
ある日
伯爵は躾の後嫁にでも呼ばれたのか、手枷と足枷を付け忘れたまま部屋を出ていった
チャンスだと思った…
だから、近くにあった伯爵の服を奪い窓から転がり出てガムシャラに走った
子供の足じゃそこまで遠くには行けず、人の気配がすると木の影や背の高い草むらに身を隠したりして、5日間位はあの国をさまよった
そしていつの間にか俺は海岸に居た
追手に見つかる前に何とかしないといけなくて焦って船に忍び込んだ
乗ったのは漁船で誰にも見つからないように漁船でも隠れてたんだけど運悪く高波の被害に遭って船は転覆し俺は海へ投げ出された
To Be Continued
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純奈(プロフ) - 初コメ失礼します!この作品が面白くて、最初からいっきに読みました!大変な事もあると思いますが頑張ってください!更新を楽しみにしています!! (2020年5月8日 3時) (レス) id: 653fe62b39 (このIDを非表示/違反報告)
愛鞠_あいまり_(プロフ) - 話しやすい方がいいですよね。しんどいだけですから(マイペース人) (2019年12月20日 16時) (レス) id: ef3cf9b79e (このIDを非表示/違反報告)
愛鞠_あいまり_(プロフ) - いえいえ、大丈夫ですよ。(タメでいいのにと思ってしまったことは書かないでおきます) (2019年12月4日 11時) (レス) id: ef3cf9b79e (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 初めまして!コメントさせていただきます!お話の構成がすごくて、繰り返し読ませていただいています!これからも更新、頑張ってください!(推しの話や……!) (2019年11月26日 16時) (レス) id: 21491b69d7 (このIDを非表示/違反報告)
kuria(プロフ) - はじめまして!面白すぎて1日でここまで来てしまったw更新頑張ってください! (2019年11月5日 21時) (レス) id: 3b6c9a1b80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アシアト | 作成日時:2019年10月29日 22時