入間銃兎の場合 ページ24
症状:大量出血(足)
Aが自転車で出かけた時に気付けば良かった
そうすれば…防げたかもしれなかったのに
…こんな酷いことが起こらなかったかもしれなかったのに…
「なんでそんなズル剥け何ですか…エッグ…」
『え〜溝で思いっき「分かりましたもういいです」
こいつならやると思っていたが…本当にやるとは
正直こんなのが自分の兄だと思えない
よくここまで生きてこられたと感心するばかりだ
『うわぁ絆創膏がすぐ色変わる』
「キズパ◯ーパッド貼っといてください」
絆創膏の無駄遣いになってしまう
『銃兎〜ごめんね…絆創膏無駄にして』
「そんなこと気にしてませんからいいですよ」
こう言ってしまうのはやっぱり甘いんだろうか?
まぁこんなことが日常的だったからしょうがないと思う
昔から俺よりも怪我の頻度は高かったから
そういえば海外にいた間怪我はしなかったんだろうか
でもそんな傷は一切無かった気がする
…きっとだれか過保護な人間がついていたんだろう
そうでもなければいっそ研究室から出なかったとか?
そういえば兄は一体なんの研究をしていたんだっけ?
…まぁいいか。また今度聞くとしよう
さて高い絆創膏をくちゃくちゃにしている兄を助けてやりましょうかね
『…銃兎はこんなお兄ちゃんでも好きでいてくれる?』
「…何を言っているんですか?何か後ろめたいことでも?」
『……な〜んにもないよ!ただ聴きたかっただけなの!』
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アスカ - 面白かった (2020年10月19日 16時) (レス) id: b5c5374a3b (このIDを非表示/違反報告)
アスカ - 面白かった (2020年10月19日 16時) (レス) id: b5c5374a3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:楠木六花 | 作成日時:2018年12月29日 17時