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Hope..477 ページ27

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藤「…で?ここに来たのは何か理由あるんだろ?」







少し半笑いで真剣に言ってきた藤原先生に



私は軽く頷く。






そして、まずは喉の調子が悪い事を伝えた。









藤「うーん…喉の筋肉…低下してきてるのかも」







そう、私の首元を片手で軽く触れながら



確認する藤原先生。








《でも、既にもう筋肉は落ちてるって…》





藤「いや…完全には落ちてはないんだ。けど、たまに痛みを感じるのは炎症、起こしてるかも」







炎症…



今まで、そんなこと一度もなかったのに…









藤「検査してみないと確実とは言いきれないけどな。赤く腫れ上がってるのは事実だと思う」




《そうなんだ。被害はないんですよね?》




藤「あぁ。俺とAちゃんが、前に会った時よりかは筋肉が落ちてるのは確かだけどな…」





「……」








……医者って、そんなことまで分かるの?






すごいなぁ…



やっぱり、ベテランって言えざるおえないかも…((








藤「去年の10月くらいから、痛みがあったって言ってたけど、もう少し早めに病院来てほしかったな笑」




《ごめんなさい…》




藤「まぁ、なんともないだろうって思うのは、他の人でもありがちな事だけどな笑」




《でも7年間、痛みとかなかったのに…》




藤「それは、まぁ…だってな笑」








私がそうメモに書いて見せると、




藤原先生は何故か、急にニヤニヤと笑いだす。







な、なに…?笑









藤「ようするにAちゃん、





密かに誰かのこと、恋してるんじゃないのか?」









……へ?






こ、恋…?わ、たしが…?







でも、それとこれとは話が全然、違う。









《どういうこと?話の流れが見えないんだけど…》




藤「Aちゃんには、まだ分かんないかぁ笑」




《え、意味わかんないよ?》




藤「ほんとAちゃんって昔から変わらないよな笑」




「…?」









…訳がわからない。





藤原先生はいったい何が言いたいの?








そもそも、



喉が痛みだした理由と恋は関係ないよね?









藤「Aちゃんって、恋したことないの?」





え…






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作者名:みゅぷ〜ま | 作成日時:2019年4月11日 22時

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