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Fragment239 ページ39

〜 海人 side 〜





沙「どうしたんだろ、A…」




廉「さぁ…」




Aちゃんが突然、どこかへ行ってしまった。



何かに気づいて、思い出したかのように急いで走っていった。




女「沙耶〜そろそろ教室戻りなよ〜海人くんも」




生徒全員が教室に戻っていく中、クラスの女子が
呼びかける。




沙「あ、うん!…じゃあ私、行くね」




廉「おん。後で焼肉の場所とかLINEするわ」




沙「わかった。焼肉ってこの近くだよね?」




廉「そりゃあ、そうやん笑」




紫「え、遠いって思ってたん?笑」




沙「だって3人のことだから高級なとことか行きそ
うだし…」




海「絶対ない。ありえないから笑」




紫「めっちゃ普通」




廉「沙耶ちゃん俺らのこと、どう見てんの?笑」




沙「ごめんごめん笑…じゃあ、また後で」





伊藤はそう言うと、校舎の中へ入っていった。




俺も教室に戻るかなぁ…


Aちゃんのこと気になるけど……





海「…あ、2人とも、今日来てくれてありがとう」




紫「普段、弟とかのしか行かんから新鮮だったな。でも今日はオフで良かった」




廉「ほんまやで。まぁ、楽しかったけどな?紅組、優勝もしたし笑」




海「そんなこと言ってさ?誘ってみた時、真っ先に
行く!って言ったのは廉じゃん」




廉「うっ…」




紫「それな。どうやった?今日の沙耶ちゃんは?笑」




廉「………可愛かった」





なんて恥ずかしながら言う、永瀬の廉さん。


小声で言ってるけど、聞こえてるからね笑





紫「へぇ〜聞きました?可愛かったですって」



海「うわ〜永瀬さん、充実してますな〜」





なんて俺と紫耀は口を手で当てて、ニヤニヤする。



廉の表情は、更に顔が赤くなってく笑





廉「うっさいわ!別にええやろ!」




海「あはは…じゃあ、俺もそそろ行k「あっ!海人、
待って」




俺が言い終える前に、紫耀が俺を引き止めた。





海「…?」




紫「…ていうかさ、気になること1つ言っていい?」




廉「なんやねん」




紫「昼ごはん前にさ、俺がAちゃんを先に見つけたんだけど…誰か、男とおった気がするんだよ」




え…




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祐莉 - いつも楽しく読ませてもらってます。主人公・高橋君・朱莉ちゃん・井上君の四角関係の予感が強まりましたね。主人公と高橋君は、まだ自分達の気持ちを自覚していないようなので、ライバルの存在は強敵ですね。 (2018年9月18日 0時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるん - 一番初めのやつから見てますけど、今が一番面白いです!投稿がんばって下さい!! (2018年9月9日 17時) (レス) id: d2a836d0c1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みゅぷ〜ま | 作成日時:2018年9月7日 16時

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