この恋しても、いいですか？ R.Y 2

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__５年後__









侑李「おいA遅刻すっから。」





「あっ待って…」









時が流れるのはすごくすごく簡単で。









ただ時計の針が回るように




私の中の気持ちの針もどんどんと回っていった。









5年前に涼介先生が消えて









私は涼介先生が通っていたとされた高校へと進学して

涼介先生の家までも行って









バカみたいに必死に探していた。
















見つかるわけもなかったけれど。



















それから。









やっと20になった今

少しだけ大人になった今









私は知念侑李と一緒に1年前くらいから
お付き合いを開始した。









大学が一緒で学科も一緒だったことをきっかけに









高校を卒業して私は一人暮らしを始めて









何もかもを再スタートしようと決め

新しい街へと踏み出した。









それがいいことなのか悪いことなのか

何もわからないけれど









侑李「その服いいじゃん。可愛い」









そう素直に言ってくれる彼がいて

私は20の冬









新たな風を感じていた。









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