今日:3 hit、昨日:4 hit、合計:4,060 hit
小｜中｜大
その40 ページ41
雫葉side
『…頭…痛い…。』
呪縛の影響が…どんどん悪化してく…。
『雫華…雫華…！』
会いたいよ…。
「…だからあれほど言ったのだ。」
声がしてドアの方を見るとDIOがいた。
『…！な…何する気…？』
怯える私。
「そんなに怯えなくてもいいんだよ。辛い過去など捨ててしまえばいいのだから。」
彼はそう言い私の額に手を当てる。
「辛い過去に…苦しむ元となる姉に…さようならをしよう…。」
怪しく笑う彼。
頭に電撃が走り、視界がぼやける。
薄れていく記憶。
目の前で姉を失いそうになった事も…大好きな漫画の世界に迷い込んだ事も…呪縛で頭痛や寒気に襲われ、苦しんだ事も…
承之助君が好きだと思った事も…
たった一人の家族…双子の姉の事も…
全て…。
「君は九条雫葉。忌々しいジョースターどもを抹殺するために私に仕えている。それだけでいいんだ。それだけで…。」
闇の中で怪しく笑う彼に…
見蕩れていた…。
〖待っててね…雫葉…！〗
そんな声が聞こえた気がしたけど…そんなのどうでもいい…。
私には…彼しかいない…。
彼に応えるように笑う。
『仰せの通りに…DIO様。』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「ジョジョの奇妙な冒険」関連の作品
きらめく星のクルセイダース�掘撻献腑献隋曄擴峙�院典明】【スターダストクルセイダ...
享年36歳。【ジョジョ】【ポルナレフ】
【ジョジョ風】あなたのスタンドを見てみようPart6
関連：
過去の名作を探す
もっと見る
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：おバカな傀夢&歌詞無 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時：2018年3月29日 12時
