呪縛から解き放て【ジョジョの奇妙な冒険】 (ページ27)

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その26 ページ27

雫葉side

DIO様…。あの時はそう呼んだけど…なぜ呼んだのかはわからない…。

今は、DIOに呼ばれて彼の部屋にいる。

「雫葉さん…。」

承之助君もいる。

「君達にこれをと思ってね。」

ばさっと私達の手の中に布？のような物が落ちて来た。

『何これ？服…？』

何故！？これが…これが悠々と図書室で本を読んでいる私を呼び出した理由！？←

「マライア。テレンス。着せてやれ。」

そんな！？聞いてないよー！

『何これ。腕とかに着いてるこれはベルトっぽいし。腕にもつける意味ある？←
そして何より、スカートが邪魔。←
こんなフリフリした服着るの初めてなんだけど。』

やだよー…制服返してよー…。←

「元の服は処分してもいいかい？」

Σ(ﾟдﾟ；)え！？←
�(´□｀；) ﾔﾒﾃｰ!!私の制服ー!!!!←

「それは大事なものです！だから…だからそのままにしてください…！」

『そっそうですよ！』

「そこまで言うなら仕方が無い。後で部屋に運ばせよう。」

よかった。あれは雫華のついでじゃなく、みんな一緒だから『じゃない方』の私も堂々と着てられる、唯一の服だから。

「出来ましたよ。」

『ありがとうございます。』

今までの服は、全部雫華の『ついで』だったから、嬉しい…。

『着れましたけど…。』

黒くてふわふわのワンピースにベルトのようなものが腕とかに着いてて、靴下はフリフリしたもの。靴は黒いブーツ。
まあ、いわゆる、『ゴシック・アンド・ロリータ』…ゴスロリだ。

「似合うではないか。」

「雫葉さん…！似合いますよ！すごく！」

そう言って私の手をとる彼は…承之助君…？
服装も髪型も違うからわからなかった…。

承之助君の服は
黒い上着とズボン、真っ白なワイシャツ、赤いネクタイに私と同じく、腕とかにベルトのようなものが着いてる。靴は黒い。

承之助君も似合ってますよ。
なんて口が裂けても言えない…！