第九話 ページ15
夜月side
『ただいまー』
「「お帰り〜」」
玄関には杏蓮兄さんと朱雀兄さんの靴しかない。
来末兄さんはおそ松君のところだから…出掛けてるのは龍兄さんと零兄さんかな?
『ねーあの二人どこ行ったの?』
「そういや、何も言わず出ていったよね〜?」
「あ、でも零はご飯食べる前にカラ松と一松のところ行ってたよ。」
『いっ、いいいいい一松君っ!?』
「『い』は一つだよ。」
『知ってるけどぉ…』
杏蓮兄さんから指摘される。
「もしかして一松君の事好きなの〜?」
朱雀兄さんがニヤニヤしながら聞いてくる。
『んなこと無い!ただ目で追っちゃったり、意識しちゃったり、心臓バックバクするだけだしー!』
「それが好きって事なんだよ〜!」
僕はそれから無言になる。
もうそれ以上言わないで朱雀兄さん…
ほんとに一松君は友達なだけだし!好きとかじゃ無いし…多分。
「夜月、リンゴ見たいに真っ赤〜。」
杏蓮兄さんまで言ってくるんだけど!!何これイジメ!?
そうアタフタ僕に朱雀兄さんが問いかけた。
「ねえ夜月〜?」
『今度は何…』
「一松君彼女いるらしいよ」
『えっ』
えっ、ちょっと待って。
嘘?え、ええっ!?嘘!?
なんかモヤモヤするんだけど…
嫌だよそんなの…
『…嘘でしょ?』
「嘘だよ!」
『ハイ?』
「嘘だよ!」
『はぁぁぁぁぁあ!?』
「僕でもすぐ嘘って分かったよ?」
『杏蓮兄さんまで煽るの止めて!』
「はーい!これで判明!夜月は一松君が好きってことでーす!反論はありますかー?」
「ありませ〜ん」
『―――っ…!』
僕、一松君の事が好きだったんだ…
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歌詞無(プロフ) - チョロりるさん» わかりました!ありがとうございます! (2018年3月28日 16時) (レス) id: f70e0cf97f (このIDを非表示/違反報告)
チョロりる(プロフ) - 歌詞無さん» えーと、カイムさんのボードの、如月家の会話という所に書いてあります!拝見してみてください!コメント欄では、私達作者以外でも観覧できるので、流石に教えられませんでした汗 (2018年3月28日 0時) (レス) id: cffb31f6b3 (このIDを非表示/違反報告)
歌詞無(プロフ) - えーと…。前に使ってたアカウントが使えないので、新しいアカウントです。これはサブアカウントです。パスワード教えて頂けますか…?あー!すみませんf27a2735fcud5zです! (2018年3月27日 22時) (レス) id: f70e0cf97f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:如月家の兄弟 x他4人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2018年3月27日 8時