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「お前はレオに襲われた、って事で良いんだよな」
「…そうだな、レオに背中をやられた」
「…右肩は」
「刺さったまんま逃げようとしたからだな」
「そうか」
心配そうに俺の右肩を見やるアルバに平然と返してやる。
痛みはあるけど、食らった直後より全然マシだ。
「他にも頭を殴られた跡があったが」
「死んでない事に吃驚だな。ナイフ普通に振り下ろしたよ彼奴」
「…なるほどな」
あの時の事を思い出すと、正直怖くて、身震いした。
…俺の一番の友達、レオから攻撃を受けるなんて思っても無かった。
あの時のレオの冷えた目は忘れられない。
「やられた時、そこに居たのはレオだけだったか？他の人は」
「いなかったはず、だな。その時はレオしか」
「記憶に問題は？」
「急に医者だな。ねぇよ」
質問された事を淡々と返せば、
アルバは俺の応答を録音していたのだろう、沢山の果物が入った見舞い品の中に手を伸ばせば、一つの機械を取り出しボタンを押し、次に胸元のポケットからも機械を取り出し電源を切る。
「それは？」
「嘘発見器」
「こっっわ」
ニヒルに笑うアルバに素直に言えば、
一応な？一応。…と軽く返された。
…レオはもうスパイってバレて、きっと殺られてる。
この国は裏切り者を許さないから当然だ。
聞かなくてもわかってる。
俺が今聞くべきなのは、
「Wrwr軍は、…Wrwr国は、今どうなってる？」
この国の、現状。
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すみれいん(プロフ) - 構えていなかった為、まさかWrの国の方達がそうなると思っておらず、最初の2人でまじか…まじか……となり、続編に行く前にはティッシュを片手に持っていました。ありがとうございました！ (2020年11月1日 14時) (
レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
仰げば尊死 - 今後にきたいしてます (2020年6月1日 22時) (レス) id: d6069bd4ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ショイ太郎 | 作成日時：2020年5月20日 9時
