いい加減自称紙の妹やめてくれ【イナイレ】 (ページ23)

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フェイのポジションページ23

｢ところで、薬は取ってきたのか?｣

『のー』

｢しょうがない、私が行ってきてやろう｣

やさしすぎか

そして風介退室

入れ替わるかのようにフェイが入ってきた

｢ねえねえ、僕にも教えてよ｣

『聞こえませーん』

｢えー…僕も知りたいぃ!!｣

『きっこえない!きっこえない!』

｢ちっ｣

おっとぉ、フェイさん舌打ち!

めちゃくちゃ聞こえてますからね!!

『あ、そういえばご飯まだかな』

｢僕お腹空きすぎて死ぬ…｣

『…』

｢僕の言葉全部聞こえないのやめてくれない!?｣

『はて』

｢聞こえてんじゃねえか!!!｣

『落ち着けフェイ、キャラを保て』

｢はっ!!!

そうだ、落ち着けフェイ、いつもの営業スマイルだ…｣

いつもは営業スマイルだったのか

｢やあ、僕はフェイ・ルーン!
未来から来たんだ!!｣

見えないカメラに向かって満面の笑みでピースする

こりゃあファンが出来るわ

｢A、取ってきたぞ｣

『のわあああああっ!!!』

風介が戻ってきたのに気づかず変な声を出してしまった…
…けっ

｢わざとうるさく行ったら大丈夫だった｣

『今度から実践してみます』

なるほど、うるさくすればよろし??

今度からフェイと叫びながら行こうと心に誓った
でも多分3日もしないでやめるんだろうな…(遠い目)

｢さあ飲め!!｣

『ちょっとあの……お水がないと難しいかなあ』

｢あっ……｣

錠剤だけ差し出されても…ねえ??

水がないと無理ですよ

｢フェイ、こっちに来い｣

｢?｣

『?』

フェイは言われた通りに風介の元へ歩いていき…

｢痛い痛い痛い痛い!!!｣

髪の毛を雑巾のようにしぼりだした

……大丈夫かな

｢なんで髪をしぼるんだよ!!!｣

｢だって水出てきそうな感じしたもん｣

｢出てたまるか!!!｣

それもごもっともなんだけどね?

それを飲まされるのは私だぞ??

｢フィッシュ竹中さんは出るらしいぞ｣

｢誰だよ!!｣

｢ギャグ漫画日和の登場人物だ｣

｢アニメの話じゃん!!!｣

あれ、フェイとか風介もアニメの方なのでは…??

ワンチャン出てくるよねこれ
あ、ワンチャンって犬じゃないからな

｢えいっ｣

｢いだだだだっ!!!何も出ないってば!!!｣

｢…本当だ……｣

｢なんで呆然としてんの!?
普通出ないからね!?｣

｢そうなのか!?｣

｢君大丈夫!?｣

フェイくん、ツッコミに落ち着きました