あ、オワタ ページ4
「あぁ、ありがとな。じゃあ」
『じゃあね』
若が若が…泣いてる…
あ、なんかすみません
急に申し訳ない気持ちになった…
『はぁ…なんかホントごめんね』
若が出て行った後、壁に寄りかかって呟いた。
眼を閉じているとどこからか優しい手が伸びてきた。
「お疲れ」
はじめか…ありがと
『あぁ…うん…下に追いやってごめんね』
「ぜーんぜんっ！帰る前に牛若ちゃんの涙目とれたからネ」
それはさすがに
『サイテー』
「え？！」
「牛若とはいえ、人がフラれた後の顔撮るのはダメだろうが」
「岩ちゃんまで…」
こりゃ謝る意味なかったかも
「ぎゃっ」
ドア前にいた徹がつぶれた。
入って来たのは
「大丈夫だった？A」
『いや、何勝手に入ってきてんのよ。賢ちゃん』
賢ちゃんでしたｗ
「ごめん。湯浅と決着がついた後最後まで気づかなかった牛島さんが全然動かなかったんだけど、さっき急に動いたと思ったらものすごい形相で青城の方に向かったから…」
『あ、そんなことあったんだ…こっちもちゃんと話したよ。まだあきらめないって言ってたけど』
「そっか。後、湯浅のことだけどなんかごめんな」
『いや、賢ちゃんは悪くないでしょ。後、とおるが』
「あ…すみません」
潰れた徹を見て頭を下げた
あ、やっぱいい子
「い、いやいいんだよ」
とおる、めっちゃ笑顔ひきつってるよ
ま、まあ賢ちゃんに吹っ飛ばされたからね
『賢ちゃん、私は大丈夫だから若のとこいってあげて』
「え？」
『若、落ち込んでるかも』
「牛若ちゃん、泣いてたし」
「そう…か」
「白布、こっちには俺達がいる。近々白鳥沢と練習試合があるのに万全な状態じゃなかったら困るからな。牛若のとこ、行ってやれ」
なに？！はじめがかっこよく見える…
いや、いつもかっこいいんだけどね！
てかはじめセリフ少なくね？
「はい」
ぺこりと頭を下げた後、走って白鳥沢に戻っていった。
『あー終わったーてか、私は大丈夫だよ』
「あーでもしねぇと白布が帰らねぇだろ」
『賢ちゃん、なんか心配性なんだよね』
「え、そうなの」
『そそ。最近、萌絵未との決着がつきそうでつかなくてね、荒れてる間は白鳥沢に近づかないでって』
「ズレてるよね、それ」
『心配はありがたいんだけど、どこかズレてるんだよ』
青城ぉぉぉぉぉおおおおお！！！ファイト！！→←電話来ちゃったお。ざけんなぁぁぁぁぁあああああああああああああ
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むぎちゃ - めちゃくちゃ面白いです！その文才を分けてほしいですwwwこれからも頑張ってください！ (2020年4月18日 19時) (
レス) id: abdebb7f65 (このIDを非表示/違反報告)
かぐや(プロフ) - ルキさん» よかったです。絵…描きたいんですけど、あんまり時間ないですからね… (2019年7月27日 17時) (レス) id: 20a1ef2144 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ(プロフ) - かぐやさん» なるほどです。いや、無断転載とか思ってたんじゃなくて絵上手いなって思って言ったんです。 (2019年7月27日 15時) (レス) id: 869b10849e (このIDを非表示/違反報告)
かぐや(プロフ) - ルキさん» picrewのメーカーです。〜よりって書いてなくてすみません…追記しました。 (2019年7月26日 9時) (レス) id: 20a1ef2144 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ(プロフ) - 絵って自分で描いてるんですか？ (2019年7月24日 0時) (レス) id: 869b10849e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぐや(鈴蘭) | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=Kaguya0122
作成日時：2019年3月18日 8時
