電話来ちゃったお。ざけんなぁぁぁぁぁあああああああああああああ ページ3
プルルルル
『え』
「誰だ？」
『わ、若』
「牛若ちゃん？！」
『なに、クソ利』
［まだ、好きだ。付き合ってくれ］
『…いや、今は違うでしょ』
［湯浅か］
『そうだよ！』
［本人と監督が言ってたから本当だ］
『…何してくれんのよ』
［今、Aの家の前なんだが］
『は？！何してんのよ、ばか！』
ブチっと電話を切るとドアが開く音がする
「A」
『勝手に入ってこないでよ！！』
あ、若に合鍵渡したままだった…←
「及川と…岩泉か」
急に部屋に入って来た若を見てぎょっとした二人
「「牛若」」
睨みあうなよ、お前ら
「A、かまうことない」
はじめ、かばってくれるのはうれしいんだけど
この状況で無視するの不可能だからね？！
『…はじめ、徹。若とちゃんと話したい。少し下へ行ってて』
「え？でも…」
「及川行くぞ」
「ちょ岩ちゃん！」
はじめに引っ張られて徹は出てった
『若、何の用』
「本当にすまなかった」
二人きりになって話せるようになった。え？
プライドの高い若が土下座をしてる。
マジで？
衝撃すぎて固まってしまった。
『…なにが？』
「Aのこと信じてやらなくて。自分が目に見たことだけ信じて。湯浅よりずっとずっとAが大切だ。信じてやれなくて本当にすまない」
だめだ…私はまだ若の真剣な顔に弱いらしい
『…若。私はちゃんと知ってる。若が人を信じやすく疑いにくいこと。鈍感で天然なこと。本当はすごく熱心で一生懸命なこと。バレー部の皆を大切に思っていること。私の退部も別れも仲間を信じた判断だったこと。バレー部を思ってのことだったこと。そんな若がすきだった。でも、どんなに皆に言われても私を最後まで信じてほしかった。若が悩んだ末の苦渋の決断でもあの子じゃなくて私の味方でいてほしかった。ごめんね、若。もう私には若と付き合っていける自信も気持ちもないの。好きになってくれて、大切にしてくれてありがとう。本当に愛してた』
自分で伝えながら途中で泣きそうになった。
これが私の意志。
若のことは本当に好きだけれど、
もう付き合う気が起こらない。
「A…すまなかった。だが、俺はあきらめないからな」
『は？』
「もう一度手に入れる」
あらら、本気か。
『精々頑張りな』
私は若に向かってにかっと笑った。
あ、オワタ→←わぁお。二年越しにもう一度言おう。若のバカぁぁぁぁぁぁぁああああああああ
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むぎちゃ - めちゃくちゃ面白いです！その文才を分けてほしいですwwwこれからも頑張ってください！ (2020年4月18日 19時) (
レス) id: abdebb7f65 (このIDを非表示/違反報告)
かぐや(プロフ) - ルキさん» よかったです。絵…描きたいんですけど、あんまり時間ないですからね… (2019年7月27日 17時) (レス) id: 20a1ef2144 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ(プロフ) - かぐやさん» なるほどです。いや、無断転載とか思ってたんじゃなくて絵上手いなって思って言ったんです。 (2019年7月27日 15時) (レス) id: 869b10849e (このIDを非表示/違反報告)
かぐや(プロフ) - ルキさん» picrewのメーカーです。〜よりって書いてなくてすみません…追記しました。 (2019年7月26日 9時) (レス) id: 20a1ef2144 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ(プロフ) - 絵って自分で描いてるんですか？ (2019年7月24日 0時) (レス) id: 869b10849e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぐや(鈴蘭) | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=Kaguya0122
作成日時：2019年3月18日 8時
