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マザー「…下位(サブクラス)…と言えば……普通下位(サブクラス)は…日光を浴びると灰になるけれど……椿の下位(サブクラス)は日光の下でも人の姿を保てる(・・・・・・・・・・・・・)…そう聞いてるわ…」

リリィ「おそらく事実でしょう。現に私も日中に(・・・)椿の
下位(サブクラス)に襲われました」

白鴉「誰に喋ってんだ?」

何故か窓の外を見ながら話すリリィ。マザーにトラウマでもあるのだろうか。

リリィ「吸血鬼の唯一の弱点である日光も克服して、彼らは普段人間に紛れてしまっています。そして椿を含め彼らはかなり戦闘能力も高いようですが……


逆に私たちはすっかり平和ボケです♪……ひぃ!」

優雅にコーヒーを飲むリリィの目の前に一瞬、白鴉の操る鎖の刃物部分が見えた気がしたのは、おそらく気の所為である。

クロ「誰かどーにかしてくんねーかな…」

リリィ「なにか作戦を立てるとしても纏める人が必要ですよねぇ」

クロ「そんな死ぬほどめんどくせーこと…誰かやれよ…」


ペチッ


いつものように怠惰なことを言うクロの頬を、白鴉が軽く叩いた。

クロは驚き白鴉を見ると、痛みに耐えるような顔をしていた。

クロ「白鴉……?」

白鴉「……誰かじゃないだろう?君たち吸血鬼が起こしてる問題だ。椿達は…人も吸血鬼も平気で殺す。放っておいたらダメだ。行動しないとダメなんだよ、クロ。………後で後悔しても遅いんだよ……?」

クロ「ッ……」

全てを知っている(・・・・・・・・)白鴉は、痛みをこらえるような顔をしている。

いくらクロの過去を情報として知っていても、その心情は白鴉には分からない。

こういう時、歯痒く思う。過去を見るしか能のないこの魔眼を持つ自分を。



(✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚

移行するぞーー!!!

ハ━━━ヾ(。´囗`)ノ━━━イ

頑張るぞーー!!!


( ˙꒳˙ )???何をーー!!??



ということで、移行しますね。

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白鴉(プロフ) - 人形師さん» わぁぁぁ!!ありがとうございます〜!!まさか応援していただけるとは........!頑張ります!! (2020年5月9日 16時) (レス) id: c5df3e7aad (このIDを非表示/違反報告)
人形師(プロフ) - 凄く面白いです!続きが気になります。応援してます!! (2020年5月9日 11時) (レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)
白鴉(プロフ) - かなとさん» すみません、外すの忘れてました!ご報告、ありがとうございます! (2019年8月25日 15時) (レス) id: cf89f9d442 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年8月25日 13時) (レス) id: e146c25ec2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:冬雷 | 作成日時:2019年8月25日 13時

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