第弐拾肆話〜罠だったら? ページ28
約束の一週間後、山崎が運転する少し大型の車が、港についた。
「つきました、俺はこれから屯所に戻ります。」
「御苦労、ざき。大丈夫、絶対お前達の所へ戻ってくるさ。」
「はい、そうですよね。アハハ、局長たちは強いですもんね・・・。戻ってきてくださいね。」
山崎は小さい声でそういうと、さっき言ったように屯所へ戻る道へと車を走らせた。
「さて、行きますか。タダ飯食いに!」
「おい、今なんか聞こえたが?目的が違うぞ。」
「でも、ご馳走があるって招待状に書いてあったよ!」
「のんきでいいですね〜。団子あるかな?」
「逃げる時にタッパーを忘れないようにしなきゃなぁ〜」
新八でさえツッコンでない状態で当然土方がツッコム気力がでてくるわけもなく、いわゆるカオスという空間の中一行は周りの船で一番綺麗な小型客船のそばについた。
それを待っていたかのように、階段が降りてきた。
「どうぞ」
男の声が近くにあったスピーカーから聞こえた。
「さて、タダ飯食いに行くか!」
『おー!』
「ねぇ、とし!俺たち死なないよな?」
「死ね土方」
土方は全て聞かなかったことにした。
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九条千尋(作者) - ありがとうございます♪ (2016年8月13日 23時) (レス) id: b16442feb4 (このIDを非表示/違反報告)
桜子 - とてもおもしろっかたです (2016年8月6日 15時) (レス) id: 9903be7bbe (このIDを非表示/違反報告)
九条千尋 - 固定ですが、固定でも名前は変えられます!小説説明欄にある、大中小の隣にあるマークを押して下さい!後は説明どうりすれば名前を設定できます。 (2016年3月1日 17時) (レス) id: bb9da017ea (このIDを非表示/違反報告)
カントリーロード - 名前は固定ですかね? (2016年2月29日 11時) (レス) id: e8737af675 (このIDを非表示/違反報告)
九条千尋(作者) - あ、ありがとうございます!原作のように思って読んでくれたなんて!本当にありがとうございます! (2015年12月2日 22時) (レス) id: 8e776f80d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:九条千尋 | 作成日時:2015年11月3日 23時