３１ ページ37
『えぇっ！？私は出撃しないの？』
「先の使徒との戦闘でまだ改・初号機は整備中なの」
「初号機と同時に直すだけの資金と時間はありませんでしたしね…だから、今回は初号機に出撃してもらうよ。シンジ君、いいかな？」
「わかりました」
ネルフ本部に来たものの、完全に私のここに来た意味がなくなってしまった。
この戦いの後シンジはもっと精神的に不安定になってしまう。そこを何とかカバーしようって思ってたのに
『…なら、私が初号機に乗ります』
「A？」
初号機にお母さん、碇ユイの魂が入ってるならば私にもきっと乗れるはず
『ツバキ、私だって初号機に乗れるでしょ？だからさ、私に乗らせて、』
「僕が乗るよ」
シンジは、芯のある声で言った
「…大丈夫だよ、A。だからさ、ここで待ってて」
・
『……シンジ』
エヴァンゲリオンに乗れない私は、せめてもシンジの戦いを見届けようと管制室へ来ていた
今の私には、アニメ通りシンジが勝つことを祈るしかできない
「エヴァンゲリオン初号機、発進！」
訓練通り、ライフルで使徒を倒すべく今回は装備を持っての使徒との戦闘
シンジはライフルを使徒に向け、勢いよくぶっ放す
【っ…！】
だが、シンジは目標がコアに入る前に撃ってしまったらしく、使徒には一切ダメージを与えられない
ライフルの銃弾がなくなった瞬間、使徒から二本の触手が伸び初号機に直撃、そのまま山へ吹っ飛ばされる
『シンジ！』
「シンジ君、大丈夫！？」
何とか起き上がろうとする初号機。
だがしかし、その手元に人影が二つあった
「あれは…シンジ君のクラスメイト！？」
トウジとケンスケだ。
それからミサトさんの出した命令は、トウジとケンスケを回収した後、一時撤退することだった
シンジが使徒の触手を使い牽制したところで、二人を回収する。
「今よ、後退して！」
だがシンジはその命令を無視し、プログレッシブナイフを装備する
『……シンジ』
「シンジ君！？命令を聞きなさい！」
【っ…うわぁぁぁっ！！！】
シンジには、ミサトさんの命令なんて聞こえていなかった。
彼は、残り一分もない活動時間で、使徒に向って一心に襲いかかった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 187人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
**雪音**@テスト嫌だ(。´Д⊂) - おもしろくてとてもすきです！「わーでっかい使徒だぁ」ってもしかして…！？！！(( (2022年2月14日 2時) (
レス) @page9 id: d23b4dd949 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - さらわさん» おお！ここにも仲間が！いいですよねー、ありがとうございます！ (2020年5月15日 12時) (レス) id: af85f8939e (このIDを非表示/違反報告)
さらわ(プロフ) - 引っ張りゲームのせいで今更ハマってしまったの全く同じです笑おまけにあbまで配信してて、名作ですよね！更新頑張ってください！！ (2020年5月14日 23時) (レス) id: 62d360a22c (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - リサさん» リサさんありがとうございます！！めちゃくちゃうれしいです！！！頑張ります！！！！！！！！ (2020年5月11日 21時) (レス) id: 5c5f498b44 (このIDを非表示/違反報告)
リサ(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！これから更新頑張ってください！ (2020年5月11日 15時) (レス) id: bb331808a9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：白 | 作成日時：2020年5月7日 0時
