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RIKU side

嘘つきゃいいのに素直に「言いました」なんて言っちゃうのAらしいな笑

RIKU「勢いでも言っちゃダメだよ？」

「はい」

『りくさん、いつも気を使わせてすみません！！！！』

『ムリして中立の立場やって下さらなくて大丈夫です！2人の問題なので！』

とかいうメッセージまでもらった
そう言われたら意地でも中立でっていうか

こっちも意地になっちゃうよね～笑

とりあえず今はこの場が落ち着けばと思っただけだけど

RIKU「あ！車にサングラス忘れた！」

「え、ちょっ、えぇぇ……」

RIKU「暇でしょどうせ」

むりやり引っ張ってきたAはめんどくさそう

「どうせ忘れてないですよね～」

RIKU「ないでーす笑」

Aのことだから言わずして1人で解決するんだろうな

「りくさん私になんか話して欲しいって顔してますよ」

RIKU「以心伝心！」

「言いませーん笑」

ほらね？頑固なの。笑

「でも別にルカちゃんと自分を較べて自己嫌悪に陥ってるわけでもないし」

「グループに自分いるのかな？なんてこともないですし」

「いっちゃん取られたとかでもないですし」

「元気です」

RIKU「考えてたことほとんど当てられた」

「以心伝心ですねっ」

RIKU「じゃあ帰って来て？笑」

「そうですねえ、時期を見ながら」

RIKU「勢いで出てみたはいいものの帰りにくいもんね」

「お恥ずかしながら正解です、でも亜嵐くんの家Huluからなにから契約してて快適なんですよ」

RIKU「うちもしてますけど？！笑」

りくさんいい人だなあ

「……私の将来の夢はりくさんです」

RIKU「うん？何言ってんの？」

RIKU「でも少しは嘘つけるようになろうかAちゃん」

「つけますよ、りくさんこそつけないくせに」

RIKU「つけますー笑」

「じゃあやってみて下さい」

RIKU「樹はルカのこと好きらしいよ」

「…………嘘かホントかわからないやつやめてください」

RIKU「さあ～、どっちでしょう？笑」

RIKU「てかキミもそんな反応してたらまだ樹のこと好きってバレるからね」

「好きですけど、人並みに」

RIKU「……Aのこと理解できないや」