鎖と赤【おそ松】 2

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おそ松の隣に寝転がる。

落ち着く。
おそ松の顔を見る。


『私も落ち着いて寝れたらな...』


私は目を瞑った。
すると、頭を撫でられた。

目を開けるとそこには、おそ松がいた。


お｢寝てないよ｣

『あっ、起きてたw』

お｢寝るわけないじゃん！｣

『そうだよね〜w』


まだ、夜は長い。
今日の夜はほんとに長く感じるだろう。

たくさんまだ話したいことあるし、まだ寝れないというか寝られない。


それに、泉が気になるのもある。


お｢...さぁ、何話そうかな〜｣

『...そうだなぁ〜』

お｢じゃあ、スリーサイz((ダメ
即答だな…悲しいよお兄ちゃん｣


ダメに決まってる。
デリカシーがないんだから、ほんとに。


お｢見た感じ...｣

『おい！じっくり見るな！』


そう言っても、おそ松はやめない。
見られていると思うと、なんか恥ずかしい。

こんなにじっくり見られたことなんてないから、、


お｢...やっぱりスタイルいいよね？｣

『えっ？ほんとに』

お｢だって、ボンキュッポンだもん｣

『えっ？ポンって何？』


お尻はボンじゃないのねw
そこまで、胸あるの？私、平均知らないから...


お｢...触りたいっ！！！｣

『だから、ダメって』

お｢だから、こんな美女と二人きりとか襲うしかないでしょ？？そういうシチュエーションだよね？？！｣

『何回も言わせないで...』


思わず、震えた声になってしまった。
おそ松があまりにもうるさいから、自分が嫌になってきた。


お｢ぁ｣

『私だって...おそ松のものになりたいのに...っ！
自分のせいでおそ松を苦しめるのは嫌なんだって。』


溜め込んでた想いがポロポロ涙とともに出る。
おそ松は言いすぎたと反省してるような顔で見つめていた。


『私だって、おそ松に触れていたい。ずっと、一緒にいたいのに...自分が怖いから、怖いからっ』

お｢A...ご、ごめんって｣

『もう...おそ松がそう言うから、止まんないじゃない！』


おそ松は目をこする私を優しく包んだ。
あぁ、私はまたおそ松に心配かけてしまった。


『...だいたい、私死んでるのにおかしいよ』

お｢おかしくたっていい。Aだから｣


おそ松ならそう言うと思った。
でも、そんな目先のことだけじゃダメなんだ。


『もし、消えたりとかしてしまったら？』

お｢立ち直れない｣


即答だ。
その分の、私が消えてしまったらおそ松は立ち直れない。


『でしょ？だから...』


お｢...でも、A｣


おそ松は重たい口を開いた。

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