鎖と赤【おそ松】 2

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『...おそ松...だぁい好き』

お｢急にどうした？w｣

『なんとなく...？w』


助けてくれてありがとう。
触れないでくれてありがとう。
守ってくれてありがとう。


なんて、いうこと多すぎて困るな〜
優しい人に巡り会えた。


『準備しよ？ほら、上行こう？』

お｢はいはい。暴れないで！｣


私はおそ松を急かすように、体を動かした。
そして、おそ松の首に顔を埋めた。


お｢そんな事しないで。お兄ちゃん、我慢出来なくなっちゃう｣

『いいじゃん。少しだけ...』


ホントに落ち着く。
あんなやつ、大嫌い。

昔の自分、見る目ないわ〜。



二階に行くと、もう布団を敷いてあった。
もう寝たいけど、準備準備。


『下ろしていいよ〜』

お｢立てる？｣

『うん』


おそ松の背中から下りて、自分のバックのところに行った。おそ松も自分のバックのところへ行った。


『...うーん、着る服...歯ブラシ...くし...』


一つ一つブツブツいいながら、確認していった。
よし、大丈夫そう。


『おそ松は平気？』

お｢なんとか〜！｣

『信用出来ないなぁw』

お｢信用してよ？！｣


ちゃんと、出来てなさそう。
まぁ、自己責任ということで...


『私はもう寝るけど？』

お｢じゃあ、俺も！｣


布団に入ろうとしたら、松代さんの声がした。
私たちを呼ぶ声がした。


『どうしたんだろ？』

お｢まぁ、いいや！行こ！｣

『うん』


松代さんの寝室に向かうと、松蔵さんもいてビックリ。
また、アレな話だったら...汗


松代｢...今日はこの部屋を使いなさい｣

松蔵｢明日早いからな｣


私とおそ松は顔を見合わせた。
そして、再び松代さんと松蔵さんを見た。


お｢えぇぇぇぇぇぇ！ふ、二人で？！母さん達は？！｣


松蔵｢そんなの、孫の為なら...｣


お｢二人とも歳なんだから、身を削んn..ｸﾞﾌｫ!｣


おそ松は二人のボディブローにやられた。
言い過ぎです。←


『...あの、私たちのペースで...』

松代｢大丈夫よ！まだ、そこまでいかなくてもいいの。せめて、結婚が早まるように...｣


『...そ、そうですか。』


松蔵｢じゃあ、そういう事で｣

松代｢よろしくね｣


二人とも外へ出た。
私はただ座っている。

おそ松は倒れてるし。


『ねぇ、おそ松？』

お｢...んっ？｣


回復早いな。流石。


『寝ようか...』

お｢...だな｣


二人はいつもより、狭い布団に寝転んだ。

近い。お互い、無理すぎて寝れなかった。←

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