鎖と赤【おそ松】 2

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お｢えっ！処女じゃないの？！｣

『...そっち系にいくな』

お｢いや、だってよー。そんな風に言ったら、そう考えるじゃん！｣

『すいませんでした〜』


二階につくと、みんな起きていた。
多分、さっきので起きてしまったのだろう。

あれ？一松がいない？
また、猫のところかな〜


ト｢大丈夫？！あつしくん、なにかした？！｣

『ううん。ちょっと、頭痛がしてね〜。』

十｢僕が治そうか？？｣

『なんかこわぁい。』

チ｢十四松あれはマジ勘弁だよ。。｣


あぁ、また酷くなってきた。
寝ようかな。


『おそ松〜膝〜』

お｢膝？？｣


おそ松は正座をしたので、頭を乗せ眠る体制に入った。


お｢えっ、可愛い...｣


おそ松は、私の頭を撫でる。
それは、自然と安らぎを与えてくれる。

そのせいもあって、眠気が襲ってきた。


『...ァ』


落ち着く。
とても、心地いい。


お｢えっ、俺死ぬんだけど...！｣

チ｢勝手に死んどけ｣

お｢冷たァ！？そんな事言う普通？！｣

ト｢てかまず、その鼻血どうにかして｣

十｢あはは！大量でっせ〜｣

お｢えっ、だってこの状況だよ？平常心でいられない｣





カ｢お、おい、そろそろヤバいんじゃないか...？｣

お｢...あぁ、クラク…$r♭♯★&#♡$&@｣


おそ松は貧血で倒れてしまった。
なんてことも、知らずに私は静かに寝ていた。

―――――――――――――――――――――――



『...最低。私を騙すなんて...！』


｢騙してなんかないさ。お前が勝手に付いてきたんだろ？｣


『...でも、こんなに悪い人なら付いていかなかった。
これなら、私の親を殺した人と一緒じゃない！罪のない人を殺すなんて酷い！』


｢...これが俺なんだよ。｣


『...じゃあ、あの人と同じね。』


｢そうだな｣


『お前は罪ある者。罪ある者は、生きている価値無し。』


｢...！お前！...ｯ！？｣



腹部を押さえながら、倒れ込む。
あの時と同じように。

流れ出る血。
私の目は、いつからかその血のような紅い目になっていた。

――――――――――――――――――――――――


鉄の臭いがして、目が覚めた。
隣にはおそ松が鼻栓を付けてぐっすり寝ていた。

鼻血？その臭いかな。。


チ｢あっ！起きた！｣

ト｢良かった〜。めっちゃうなされてたんだよ…？｣

十｢...また、アイツっすか...？｣


十四松が心配そうに聞いてきた。
チョロ松とトド松は？を浮かべている。

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