【暗殺教室】綴る記憶と私の想い【文スト】

20 ページ21

.

敦によって陸へ引き上げられた鏡花


意識が戻って敦と見つめ合って


敦が倒れた時



赤羽たちに無事で良かったです用事ができたから

お先に。と別れた小倉が駆け寄ってきた


『鏡花ちゃん！敦君！』


2人の無事な姿をみて、安心して力が抜けて


鏡花の横目で座りこんだ小倉


原作通りに助かって良かったという想いと


私が「海に飛び込む準備」などと言ったから

自害しか思いつかなかったのかもしれないと

そういう意味で言った訳ではないけれど

「爆弾を外しながら海に飛び込む」と

説明していなかったことに後悔する想いが


彼女の中で渦巻いていた



「貴方は…」


『あ、自己紹介していませんでしたね。

私は小倉 A、中島 敦君のクラスメートです。

たまたま買い物の帰りに居合わせてしまっただけですよ。』


「貴方は、私が怖くないの？」


いや、それどころか大好きですよ

こんなにも可愛いのに何言ってるの

と心で呟き


『いいえ、全く。

あ、できたらお友達になってくれないかな？

それと、私のことはできるだけ

武装探偵社の方々に話さないでほしいな。』


「いいの？私は人ご『そういうのは関係なく、

貴女の勇気をみて好きになりました。』…私でいいのなら…」


鏡花ちゃんと友達になれたということで

小倉は心の中で叫び喜んでいた

これで、自ら警察へ向かわないでくれると良いと

祈ってもいた。


『ありがとう。

そろそろ人が来そうなので去りますね。

では、また今度。』


小倉はそういい、微笑んだ


「うん…また今度。」

鏡花も少し嬉しそうだ

22→←19

ラッキー本（異能名ではないもの有り）

銀河鉄道の夜

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す