寿命で逝ったら知らない漫画の世界にいたんですけど？｢銀魂｣｢呪術廻戦｣

糖分 25 ページ27

NO side






夜｢＿＿＿っていう事があっt(ｽﾊﾟｰﾝｯ!｣


『それをもっと早く教えろやこのグラサン掛け器』





…話が始まって早々、↑あんな状況で申し訳ない


因みに何があったかというと、夜蛾の顔面に向けて兄はあんぱんをスパーキングした←

…が、




夜｢まったく、危ないだろう。それに食べ物を投げるな、勿体ない｣




夜蛾の呪術、傀儡呪術学の呪骸であんぱんは防がれてしまった(




『ﾁｯ)やっぱ呪骸で塞ぎやがった』


夜｢そうやって手が先に出るところ、本当に弟そっくりだな｣


『そりゃ兄弟ですから…ってそうじゃなくて。話戻すけど、そういうことはもっと早く言え？長谷川さん』


夜｢だから誰が長谷川さんだ｣





なぜ今、この2人は言い争い(？)をしているかというと…






＿＿＿＿＿＿遡ること約1時間前






『…あーー…暇』




とある高校の屋上に、レロレロキャンディーという舐めるとなぜか持ち手の先から煙が出てくる棒飴を舐めながら、兄はそこに居た。




『なんで国語担だけにしちゃったかなぁ〜…俺。自分の授業までこんな暇になるとは思わんかったんだけど』




｢ん？なんで銀さん高校の屋上に居んの？｣と疑問に感じた読者様は多分、10割中9割が思っただろう(


前回、夜蛾に職は何をやっているのかと聞かれ、そのときに兄は｢万事屋｣と答えていた


この時点でなんとなく察した読者様はいるのではないだろうか。


万事屋とは所謂、何でも屋。


つまり、兄が学校の屋上にいるのは依頼で学校に来ていたから。


因みに内容は｢教員の人手不足なので手助けをしてほしい｣というものだった


そして高校の教師というのもあり、自分が担当する教科しか教えれないため、次ある国語の授業までレロレロキャンディーを舐めて暇を持て余していたのだ。





ﾋﾟｺﾝｯ




『んぁ？』




そんなとき、兄のケータイから一通のメールが届いた


その鳴ったほうのケータイはプライベート用のケータイ。


兄はごっちゃにならないように仕事用とプライベート用で分けて使用している




『…おー夜蛾サンじゃん。珍し』



弟の担任をしている、夜蛾正道だった。


普段、連絡を先に寄越すのは兄からなため、夜蛾から来るとなると相当珍しいと思っていいだろう。


因みに連絡内容は、弟についての様子の軽い報告である←


なので、メールで送られてきた内容も…




『…｢弟について話があるから高専に来い｣？えっあの子、ついにやらかした？』

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