10話 ページ11
『あ"〜!疲れた!!』
「…お疲れ様」
『ん〜…』
場面は変わり、今は任務帰りで車の中に居る。
あのあと心変わりしてくれたのか、俺がそのままミミナナを連れて帰ろうとしたとき、夏油は何も言わず黙って俺についてきた。
今思うと、あのとき止めて正解だったと思う
あれで止めてなきゃ今頃__。
とりあえず大量虐殺っつーのは免れて無駄な死者出さずに済んだし、まじで良かったわほんと。
「__天道くん」
『んぁ?』
「ありがとう」
『!』
…おぉう、てっきり真逆のこと言われると思ったから不意打ちの感謝はびっくり…
「…すれ違いざまに言ってくれたあの言葉、凄くストッパーになったよ。怒りで我を失ってたのもあったけど1番大切な事を忘れていた…だから、気付かせてくれて本当にありがとう」
そう言いながら微笑んだ夏油の顔は、俺が見たあの笑みとは全然違う雰囲気で、優しかった。
『あんたの笑顔、綺麗だな』
「へ、」
『俺、そっちのほうが良い(ニコ』
「…、」
『…?どした?急に黙って』
「私…、」
『ん?』
__「君のこと、好きかもしれない」
『…………………は?』
はっえっ、ちょっと待て、
今なんつった?こいつ…
俺の聞き間違いじゃなけりゃ、「好き」って単語が聞こえたんだが?
急に黙ったまま俺をじっと見たきたかと思えば、めちゃくちゃおかしなことを言ってきやがった夏油。
それよりさっきのやり取りでどこにそんな要素あった…?!
『お、おい夏油、正気か?てかそもそも俺男だぞ?もしかしてまだ目ェ覚めてねぇ?(汗』
「安心してくれ。同性なのわかってる上で言ったから、私はいたって本気だよ」
『いや、なにが?なにが安心してくれ??不安しかないんだが???』
「ねぇ、天道くん…いやAの好きな食べ物ってなんだい?(スル」
『は、はぁ?っ…てか近ぇんだよ!頬を撫でんな!離れろやゴラ!!』
…東京都立呪術高等専門学校に来てから約数時間
転入早々、任務に連れられ、その任務地で闇堕ちしそうになった同級生を助けたら、
なぜかその同級生に好かれた。(恋愛的なほうで)
『(だ、誰か逃れる方法を教えてくれ…!)』
※因みに落ちは決まってません(
→
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奥山乃愛(プロフ) - あと誰も氏んでほしくないです… (2023年1月25日 9時) (レス) @page10 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します!出来たら全員のキャラに愛されたいです!(恋愛的に)あと落ちは出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです!無理せずに頑張ってくださいね! (2023年1月25日 9時) (レス) @page10 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
ろ(プロフ) - 面白いです (2021年12月18日 20時) (レス) @page14 id: f997d79847 (このIDを非表示/違反報告)
海斗(プロフ) - 白牙さん» こ、好み………!!?!?!!わあぁ!ありがとうございます(泣)!!!!!!更新頑張ります!!!!!! (2021年11月7日 20時) (レス) id: 396fc4a0f4 (このIDを非表示/違反報告)
白牙(プロフ) - わああ!とても好みです!更新頑張ってください!!! (2021年11月7日 16時) (レス) @page11 id: a1abb373c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海斗 | 作成日時:2021年11月2日 11時