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その9 ページ9

お姉ちゃんが帰ってくるまで、ずっと家で考えていたら、いつの間にか寝ていた。


起きたのは、午前9時。



「わぁぁぁあ!遅刻だ〜!!」



絶叫しながら学校に行く準備をしていると、



「奈子?あなた、そんなに急いでどうしたのよ?」


「ママ!なんで起こしてくれなかったの!?学校に遅刻しちゃったよ!?」


「……奈子?今日は土曜日よ?」



・・・・・



「あ、そうだった。」



良かったぁ〜!


ホッとするのもつかの間、今日は特別クラスの日。


ダラダラしている時間はない。


急いで行く準備をし、家を出た。







いつもより早く家を出たので、当然、特別クラスにも早く着いた。


まだ誰もいないかなー?


そう思ってドアを開けた。



「あっ、火影くん。早いね。」


「立花こそ。今日はいつもより早いね。」


「うん。あの…ちょっと聞きたいんだけど、いい?」


「うん?なに?」


「火影くん、上様って知ってる?」


「あぁ。Zのトップの人?」


「うん。実はね、昨日……」



火影くんに昨日あった事を話した。


もちろん、響也先輩が副Z長だって事は言ってないけど。



「Z事務局に入っちゃった!?」


「うん……考え事してたら、いつの間にか……」


「すげぇ……限られた人しか入れないのに。間違えて入っちゃったとしても、すげぇ。」



すげぇを連発する。


火影くんに「いいなぁ」という目で見つめられ、私は少し困ってしまった。



「あっ、そう言えば……」



思い出した!と顔を変える。



「Z事務局って、セキュリティーが厳しかったって聞いたような……。なんで王様は入れたんだろう。」



えっ!?


セキュリティー、厳しかったの!?


私、あっさり入れたけど……


なんでだろう?

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エリジャ(プロフ) - Liumさん» はじめまして。えっとLiumさんの当時の名前、なんとなく察しました。ファンだったのでコメントしてもらえて嬉しいです。更新頑張ります。コメントありがとうございました。 (2017年6月8日 16時) (レス) id: 3c22eecada (このIDを非表示/違反報告)
Lium(プロフ) - はじめまして、Liumと言います。昔ここでkzの二次小説を書いていました。当時の名前は公表できませんが?私の作品を掲載してくださり、ありがとうございました。お話、とっても面白いです。これからも頑張ってください。 (2017年6月6日 16時) (レス) id: 38bf6f40ac (このIDを非表示/違反報告)
いちご - エリジャもファイト! (2017年5月15日 13時) (レス) id: 8bd1bf5214 (このIDを非表示/違反報告)
エリジャ(プロフ) - いちごさん» ああ、確かにそうかも……まあどっちもどっち、だね。笑 頑張れ、いちご!! (2017年5月15日 13時) (レス) id: 3c22eecada (このIDを非表示/違反報告)
いちご - エリジャさん» でも、期末の時に範囲が半端ないから・・・。 (2017年5月15日 13時) (レス) id: 8bd1bf5214 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:エリジャ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/erijya/  
作成日時:2016年5月26日 20時

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