君に囁いたら 〜上杉和典〜 2 ページ11
なにせ、殺したのは俺らだからそんなことはなかろう。
もっと、大切にしたかった。
仲間じゃなくて、恋人として。
そうだったら今でも、生きていたんだろう。
「俺の眠り姫は。」
「アーヤ」
ためしに、アーヤに向かって囁いてみた。
もちろん、起きることはなかったけれど。
俺は、立ち上がった。
「アーヤ、好きだった。」
部屋を出ていく途中、お見舞いに持ってきた、
赤いガーベラの花弁が、一枚ずつ散っていた。
当たり前のあしたが来ない 〜立花彩の母〜→←君に囁いたら 〜上杉和典〜
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 6人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雛 - 感動しました。いい話🥺 (1月9日 17時) (
レス) @page8 id: 3f3046b9e0 (このIDを非表示/違反報告)
#lemon - コメント、返すの遅れてすみません🙇ありがとうございます😭💖最新頑張ります💪‼️ (10月17日 16時) (レス) id: 2891cbab7a (このIDを非表示/違反報告)
氷奈(プロフ) - コメント失礼します。とてもいいお話でした！ (9月30日 14時) (レス) @page13 id: 856242db7d (このIDを非表示/違反報告)
#lemon - コメント、ありがとうございます😆💕これからも、続けていこうと思いますので、応援よろしくお願いします🙏‼️ (9月12日 16時) (レス) @page13 id: 2891cbab7a (このIDを非表示/違反報告)
すいか - 初めまして！切ないけれどすごくいいお話だと思います！！これからも続けてくれると嬉しいです！！ (9月3日 20時) (レス) @page13 id: 033b095412 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：#lemon | 作成日時：2023年4月8日 20時
