看護姫は知っている

38話 ページ46

彩side

過去のことは忘れよう！

彩「西園寺さんに電話したら？」

若武がびっくりしたように言った。

若武「お、おぉちょっと待てよ。」

そういいながら若武がポケットの中を探る。

上杉「おせーよ。もしかして忘れたとか。」

若武「…。」

真っ青になって色んなところを探している

若武「家を出たときわたしかにあったのに…
　 もしかして…」

明日香「落とした…？」


急いで警察に聞いてみないと！！


七鬼「じゃあ、もう一個買えば？」

彩「ちがーう！そういう問題じゃない！」

忍はやっぱり超がつく天然だ。

小塚「警察に聞いてみた方が…」

若武「それはだめだ！なぜならこれが親にばれるとどうなるか…。」

翼「ということは親にばれなきゃいいんだね。」

翼なんか思いついたのかな？

若武「そうだけどそんなことできんのか？」

そうだよ！どうするの？

翼「そこは黒木先生の出番でしょ」

と、いうと？

黒木「つまり美門はだれか知り合いの大人に親になりきってもらえってことか」

若武「なるほどっ！黒木さっそく頼む」

なるほどー。

翼も黒木君も頭いいね！


小塚「でもそれっていいの？」

上杉「さあな。でもいいんじゃね」

若武に聞きたいけど黒木君と話し込んじゃってるからなぁ…


明日香「じゃあ、西園寺さんへの電話はお預け？」

若武「いや、それは今やる。誰かスマホ貸してくれ」

私は持ってないから貸せないな。

っていうか明日香アプリ出すのはやっ！

明日香「はい。どうぞ」

若武「黒木！番号は？」

黒木「えーっと○○○ △△△△ □□□□」

若武「おっけ。ちょっとまてよ。」

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