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幸せが27個 ページ28

太陽と花輪の戦闘が始まった。

太陽は距離的に六美が巻き込まれると思ったのだろうか、八重は使わずに、花輪のところへ一直線で行った。賢い選択だと思う。

太陽が花輪の手首を取り、背負い投げをした。そして、八重を向けた。でも、撃った瞬間に弾き返された。そして、八重も呆気なく分解されてしまった。

太陽はワイヤーを取り出した。そして、ワイヤーでハサミと一緒に腕も固定し、ハサミを分解。でも、足を崩し、その時にハサミの一部で胸を裂かれた。どうせ花輪のことだ。オリジナルブレンドした毒が塗り込まれているはずだ。

太陽の奥歯には解毒剤を仕込んでいる。多少時間はかかるが動けるほどにはなる。太陽はワイヤを斜めに巻き、止血をし、立ち上がった。

六美は自分の足元に落ちていたハサミの一部を投げ、太陽に渡した。機転の利いた行動だ。太陽はそれを受け取り、ハサミどうしがぶつかり壊れた。そして、花輪を殴った。

太陽に殴られた勢いで花輪は海に落ちた。近づいているヘリコプターと潜水艦。凶一郎は鋼蜘蛛を離して、トラックを海に落とす。


A「まぁ、水中だから死にはしないだろうね」

凶一郎「実に残念」


凶一郎は六美を抱え、私は太陽を抱えている。


凶一郎「おい、A」

A「どうしたの?凶一郎」

凶一郎「なぜ太陽(そいつ)を抱えている。ヤワな鍛え方はしていないはずだが?」

A「絶対に六美だけを抱えて、太陽を足場にすると思ったからよ」

凶一郎「…まあいい。こいつは六美を守れる強さを持った男だ。そうだろう?我が義弟、朝野太陽」


こうして、太陽と長男夫婦の訓練は幕を閉じ、家族はまた一つになった。






後日談

凶一郎「俺もこの前みたいに、あいつと同じようにしてくれ」

A「え〜?でも、凶一郎だと少し重いから、お姫様抱っこで我慢ね」


凶一郎がお姫様抱っこをさせられている場面を太陽が目撃したとか。その後、それを見たと知った凶一郎が太陽と全力鬼ごっこをし、Aに止められた。





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クラゲ - おぉ!すごいです!私、君の敬語が抜けるまでっていう小説書いてるんですけど(最近最新停止中)よかったら見てください! (2023年3月24日 20時) (レス) @page4 id: 772f111aa6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Yuma | 作成日時:2023年3月16日 10時

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