第39話 ページ46
『杏寿郎が死んだ』
私が鍛錬していると桜がやってきてそう言った
杏寿郎...ともにお師匠様から剣を学んできた
こうやって大切な人が次々と死んでいく
鬼殺隊にいればそうなることも覚悟している
「...はずなのになぁ。」
涙が込み上げてくる
昨日まで笑顔で語り合った仲間がもういない
今まで共に戦った仲間でもういない人もいる
「泣き虫は卒業した...のに...。」
ダメだ!ちゃんとしろ!私は柱だ!周りに弱さを見せてはいけない
私は笑顔を作り怪我をしたという炭治郎たちの所へ向かった
「炭治郎!怪我は大丈夫?」
炭治郎「Aさん!...俺は大丈夫です」
そうは見えない...相当無理をしているみたい
「...伊之助は?」
伊之助「俺が大丈夫じゃないわけないだろ!」
杏寿郎は3人にとっても大事な人なんだ
「杏寿郎を殺したのは誰?」
炭治郎「...上弦の参です。」
上弦...杏寿郎でも勝てない相手
私はその上の鬼...上弦の弐を倒さなければならない
「もっと強くならないとね。」
炭治郎・善逸・伊之助・「はい!/おう!」
「任務があるからもう行くね。お大事に。」
炭治郎「はい!ありがとうございました!」
鬼「く、くるな!頼む見逃してくれ!」
「君はそうやって命乞いをした人達を助けたことがある?」
今日は無性にイライラする...それに嫌な予感も
手早く任務を終わらせて蝶屋敷へと帰路に着いた
?「おやぁ?君は柱かな?」
「!?」
やけに嫌な気配と共に鬼が現れた
こいつは...上弦か?
?「まぁまぁ、そんなに警戒しないで。今は君にどうこうするつもりは無いよ。」
「...誰?」
私は刀を抜き構えて聞いた
するとその鬼は自分の目を指しこう言った
童磨「俺は童磨。上弦の弐だよ。」
私は怒りで頭が真っ白になりその声を聞き終えるやいなや斬りかかった
「闇の呼吸参の型!黒龍の伊吹!!」
「やっぱり柱ともなると技の精度も速さもそこら辺の子たちとはちがうね〜」
その鬼...童磨は軽々とかわした
「お前が!お前がカナエを殺したのか!?」
童磨「カナエ〜?う〜ん...鬼殺隊の女の子かな?食べすぎてわかんないやw」
こいつは嫌いだ。人の神経を逆撫でするような態度と話し方をする
「...許さない。闇の呼吸弐の型!黒雪の舞」
私は今までで1番速い速度で打ち込んだ
童磨「あっ!呼ばれちゃった。またね〜」
そう言うとその鬼は姿を消した
「あいつからは1回も目を離していない。気配も感じないしどこに行った?」
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KURONEKO(プロフ) - チサヤ様コメントありがとうございます!なるほど...その考えはなかったです!これからに反映させてもらいます! (2020年10月21日 16時) (レス) id: 769887312a (このIDを非表示/違反報告)
チサヤ - 両方でもいいと思います! (2020年10月21日 9時) (レス) id: 853944e85c (このIDを非表示/違反報告)
KURONEKO(プロフ) - M様コメントありがとうございます!受けに1票、了解です!そんなふうに言っていただけるなんて...(;A;)これからも楽しんで頂けたら嬉しいです! (2020年10月18日 9時) (レス) id: 769887312a (このIDを非表示/違反報告)
M - 面白いです!これからも作者様のペースで更新楽しみにしてますね!主人公は受けがいいです! (2020年10月18日 0時) (レス) id: ef9d0590aa (このIDを非表示/違反報告)
KURONEKO(プロフ) - オリオン様コメントありがとうございます!受けに1票、了解です! (2020年10月17日 14時) (レス) id: 769887312a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:KURONEKO | 作成日時:2020年8月12日 0時