第23話 ページ25
任務先では昼に新人隊士の育成や自分の鍛錬、夜は鬼狩りをした
最近はこの近くに鬼が出ることが多いそうだ
新人隊士の育成など慣れないこともあり
時はあっという間に過ぎていった
任務を任されてから1年がたったが、思いのほか長引いてあと半年ほど居ないといけなくなったから蝶屋敷のみんなに伝えるよう桜に頼んだ
帰ってきた桜は手紙を持っていた
それを取って見ると
｢花柱 胡蝶カナエ上弦の弐と格闘の末 死亡｣
...え？どういうこと！？
｢ねぇ！うそ...嘘だよね？｣
桜｢ホントウダ。コチョウカナエハシンダ。｣
｢なんで...なんで！カナエが！いつ！？どうして！？｣
桜｢ニカゲツクライマエダ。ジョウゲンノニニコロサレタ。｣
｢なんで早く教えてくれなかったの！？｣
カナエの優しい笑顔が脳裏に浮かぶ
それと同時にその鬼に対する怒りが沸いてきた
｢その鬼は...その鬼はどこにいる！？｣
私は今すぐにでもその鬼を倒したかった
桜｢オチツケ。ソレハワカラナイ。｣
｢落ち着ける訳ないでしょ！｣
カナエは家族も同然だったのに！いつも一緒にいたのに！何も出来なかった、守れなかった
私はいつもそうだ守りたい人を守れないで...もういいんじゃないか？大切な人たちはみんな死んでいく、私も死んでみんなのところに
そんな考えが頭をよぎる中私には1人の顔が浮かんだ
｢しのぶは！しのぶは大丈夫なの！？｣
桜｢コチョウシノブハブジダ。｣
｢そっか...お館様に任務を切り上げさせて頂きますって言っといて。｣
桜｢オヤカタサマハニンムヲキリアゲテカエッテイイトオッシャッテイル。｣
お館様には後でちゃんと謝ろう
それから私は隊士達にこれからの指示を出し急いで蝶屋敷へ向かった
1番悲しいのはしのぶだよね。カナエが...家族が死んだんだから。待ってて。すぐに行く！
私は夜通し走り続けた
そうしてやっと蝶屋敷に辿りついた
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KURONEKO(プロフ) - チサヤ様コメントありがとうございます！なるほど...その考えはなかったです！これからに反映させてもらいます！ (2020年10月21日 16時) (
レス) id: 769887312a (このIDを非表示/違反報告)
チサヤ - 両方でもいいと思います！ (2020年10月21日 9時) (レス) id: 853944e85c (このIDを非表示/違反報告)
KURONEKO(プロフ) - M様コメントありがとうございます！受けに1票、了解です！そんなふうに言っていただけるなんて...(；A；)これからも楽しんで頂けたら嬉しいです！ (2020年10月18日 9時) (レス) id: 769887312a (このIDを非表示/違反報告)
M - 面白いです！これからも作者様のペースで更新楽しみにしてますね！主人公は受けがいいです！ (2020年10月18日 0時) (レス) id: ef9d0590aa (このIDを非表示/違反報告)
KURONEKO(プロフ) - オリオン様コメントありがとうございます！受けに1票、了解です！ (2020年10月17日 14時) (レス) id: 769887312a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KURONEKO | 作成日時：2020年8月12日 0時
