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「チンポ先生、ヤマシギの脳ミソです」
あぁ、やはり始まってしまった。
私はアシㇼパと旅を初めてから何度も脳ミソを食べさせられているが、正直あまり好きでは無いのだ。
まあ、感覚が麻痺しちまってる奴もいるが……。
目を輝かせて脳ミソを啜っている杉本を横目に心の中で呟いた。
「チンポ先生、脳ミソは嫌いか？」
眉尻をさげ、うるうるとした瞳で牛山を見つめるアシㇼパ。
「食っていいものなのかい？それ……」
牛山に言われたアシㇼパは杉本に視線をうつす。
「杉本ぉ？ヒンナだよな？」
「ヒンナヒンナ！！」
アシㇼパはもう一度視線を牛山に戻す。
すると、それと入れ違うように牛山が私に目を向けた。
『たすけてくれ』
と言われた気がしなくもない。
…………。
私は少し考えた後で、牛山ににっこりと笑顔を返す。
『あきらめろ』
どうやらその意思は伝わったようで、観念した牛山は脳ミソを口へ運んだ。
アシㇼパは尾形にも脳ミソをさしだす。
だが。
「いや、俺はいらん」
こいつ、ほんとに断りやがった。
けれど、尾形が断ったおかげで私も言い訳しやすくなったぞ。
「あー、私もいいかな。杉本が気に入ったようだから、私の分は杉本にやってくれ」
杉本が恨めしいような目を向けてきた気がしたが、私の知ったことでは無い。
「あとは内臓ごとチタタプにする」
「出〜〜〜た〜〜〜っ、チタタプ！！」
「チタタプ？」
やけに元気いいな。
私はチタタプに喜ぶ杉本に苦笑いをする。
「チタタプっていいながら叩いてください。チンポ先生」
「チタタプ、チタタプ」
「そろそろ替われ尾形！チタタプはみんなで叩くんだ」
牛山の後ろでこちらをじっと見つめていた尾形がアシㇼパに指名された。
尾形……言うかな？
「……」
いや、だよな。
何も言わずに黙々と肉を叩き始めた尾形。
「アシㇼパさん！尾形がチタタプって言ってません！」
そして、それをアシㇼパにチクった杉本。
「尾形あ〜……どうした？」
アシㇼパが尾形に圧をかけるが、それにまったく動じない。
まあ、やっただけマシだな。
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123 - コメント失礼します！気になる方がいるかもしれないので、一応言っておきます。杉"本"ではなく杉"元"だと思います！ (3月8日 2時) (
レス) @page25 id: b93e4a83e3 (このIDを非表示/違反報告)
おほしさま - プスメラウィッチさん» ありがとうございます！続き更新しました！！毎日2.3話ずつを目安に書き進めていこうと思っています！もしかしたら一日空いてしまったりするかもしれませんが、できる限り毎日更新していこうと思いますので、覗きに来てくれると嬉しいです(*^^*) (2月16日 0時) (レス) id: 4b9eb9562c (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - 続き楽しみに待ってます。 (2月15日 21時) (レス) id: b10205217f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おほしさま | 作成日時：2024年2月15日 0時
