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「——私はその笑顔を忘れることが出来ず、自分の都合のいいように記憶を作り出した。その結果、アイヌ語を教えてくれたのは母だと思い込むようになったんだ」
「そりゃ、作り変えたくもなるよな」
軍帽のつばを握る杉本が言った。
「……黒木、もしかして、その女って、」
聡いアシㇼパは、前に私がした質問と、今の話を繋ぎ合わせ、ひとつの仮説を見つけた。
私は紡がれないその先の答えを、アシㇼパにかわって告げる。
「ああ。その女の顔は、アシㇼパにそっくりだったんだ。私が今まで母親だと思っていたのは……アシㇼパ。お前の母親だったんだ」
「ええぇ⁈」
「なんだって⁈」
白石、杉本が驚きの声を上げた。
アシㇼパに至っては、驚きすぎて声も出ないようだった。
「私の母も、アシㇼパと同じ村の出身だったんだ。私はアシㇼパを初めて見た時、その顔に見覚えがあった。でもそれがいつなのか、どこなのか、今話した話も、何も思い出せずにいた。だが、二日前、アシㇼパに話を聞いて思い出したんだ。全部。私は、アシㇼパの顔、そして、アシㇼパの持つ、その青い瞳も知っていた。けれど私は海岸であったあの日以前にアシㇼパ本人とあったことは一度もない」
「じゃあ、青い目って……」
「私はアシㇼパの父にも、キロランケにも、昔会ったことがあるんだ」——
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おほしさま - ぴーなっつさん» わぁ〜！ありがとうございます！！！私も自分の書く夢主ちゃん好きなので、そう言って貰えるととっても嬉しいです！！*.(*´͈ ˘ `͈*).* 尾形オチ！なるほどです！参考にさせて頂きますね！ありがとうございます！！ (2月15日 0時) (
レス) id: 4b9eb9562c (このIDを非表示/違反報告)
ぴーなっつ - 夢主さんの性格がめっちゃ好みで最高です！このまま尾形落ちが個人的には最高です、、 (2月14日 22時) (レス) @page50 id: e98b8983e0 (このIDを非表示/違反報告)
おほしさま - るるるさん» いえいえ、気遣ってくださりありがとうございます^^ (2月14日 19時) (レス) id: 4b9eb9562c (このIDを非表示/違反報告)
おほしさま - そしてオチへの意見ですが、私はまったく気にしません！むしろ意見をいただけて嬉しく思います^^でも、他の方の作者さんがどう考えるかは分からないので、なるべく控えるようにした方がいいかもしれませんね！注意してくださった方、ありがとうございますm(_ _)m (2月14日 19時) (レス) id: 4b9eb9562c (このIDを非表示/違反報告)
おほしさま - コメント急に増えてて驚きですΣ( ˙꒳˙ )尾形、鯉登、月島オチですね！！わ〜迷っちゃうなぁ(*´ω｀*) (2月14日 19時) (レス) id: 4b9eb9562c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おほしさま | 作成日時：2024年1月22日 2時
