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「なぜだ？」
「伝えたいことがあったからです」
土方さんも私と同じようにこちら側に体ごと視線を向けた。
私は深く頭を下げる。
「あの時は、本当にありがとうございました。あの一言で、私がどれほど救われたか」
土方さんが優しい声で聞いてくる。
「『生きる意味』は見つけられたのかな？」
私は顔を上げ、答える。
「ええ。けれど、私はあの子を、生きる意味を守れなかった」
気づけば私は首飾りを握りしめていた。
「私の今の生きる意味は、復讐です。どうしても殺したい奴がいる。一人はもう仕留めましたが、あと二人残っている。アイツらを殺すまで、私は死ねない。だから、それが今の私の生きる意味です」
「……そうか。復讐に闘士を燃やすのは良いが、自身の身を焼かないよう気をつけなさい」
土方さんの言葉に、私はまた微笑みを浮かべた。
「はい。肝に銘じておきます」
……ごめんなさい。土方さん。
私は嘘をつきました。
私はノチウを殺した害虫を駆除するためならば、自身の身を焼いても構わない。
ああ、復讐を終えたら私はどう生きようか。
また、生きる意味を見つけるための旅に出ることになるのだろうか。
その前に、私は復讐を果たせるのだろうか。
バリンッ
窓の割れる音が聞こえる。
「家永ッ外へ出るな！撃たれるぞ！」
珍しく尾形が声を張り上げている。
「いま外にチラッと軍服が見えた。数名に囲まれているようだ」
窓から外を除く尾形が私たちに戦況を教える。
「奇襲……」
「贋物製造に繋がる証拠を隠滅しに来たか」
私は右手に杉本から借りた銃剣を握る。
土方さんも銃を構え、戦闘準備を整えた。
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おほしさま - ぴーなっつさん» わぁ〜！ありがとうございます！！！私も自分の書く夢主ちゃん好きなので、そう言って貰えるととっても嬉しいです！！*.(*´͈ ˘ `͈*).* 尾形オチ！なるほどです！参考にさせて頂きますね！ありがとうございます！！ (2月15日 0時) (
レス) id: 4b9eb9562c (このIDを非表示/違反報告)
ぴーなっつ - 夢主さんの性格がめっちゃ好みで最高です！このまま尾形落ちが個人的には最高です、、 (2月14日 22時) (レス) @page50 id: e98b8983e0 (このIDを非表示/違反報告)
おほしさま - るるるさん» いえいえ、気遣ってくださりありがとうございます^^ (2月14日 19時) (レス) id: 4b9eb9562c (このIDを非表示/違反報告)
おほしさま - そしてオチへの意見ですが、私はまったく気にしません！むしろ意見をいただけて嬉しく思います^^でも、他の方の作者さんがどう考えるかは分からないので、なるべく控えるようにした方がいいかもしれませんね！注意してくださった方、ありがとうございますm(_ _)m (2月14日 19時) (レス) id: 4b9eb9562c (このIDを非表示/違反報告)
おほしさま - コメント急に増えてて驚きですΣ( ˙꒳˙ )尾形、鯉登、月島オチですね！！わ〜迷っちゃうなぁ(*´ω｀*) (2月14日 19時) (レス) id: 4b9eb9562c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おほしさま | 作成日時：2024年1月22日 2時
