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「薬売りのあんチャンよお、足元見てんじゃねえぞ、コラ。あああああん？」
「え？」
そういった男、杉本の顔は正に鬼の形相。
ドスの効いた低い声も相まって、相当恐ろしい。
「舐めてんのかよ？」
「舐めてんのか⁈」
「いえいえ…とんでもない」
キロランケも混ざり、杉本により両頬を挟まれている薬売りは傍から見れば可哀想な被害者だろう。
だが、アシㇼパを侮辱した罪は重いぜ。
「なんなら、金輪際人を舐めることがないように、その舌ちょんぎってやろうか」
「ひいぃッ！」
私が指を二本立て、ハサミのような形を作りながら笑みを浮かべ言うと、男は軽く悲鳴をあげた。
「ほれほれ、手荒い真似はおよしなさいって…ケッヒッヒッ。すいませんねぇ。こいつら戦争帰りで手加減ってもんが出来ませんで……猛獣ですわ」
ヒョコヒョコと胡散臭い笑みを貼り付けた白石が杉本とキロランケの肩を押し戻す。
「うるせえ！すっこんでろ！」
バシッと杉本に殴られた白石。
「オホホイ、落ち着けやぁい！」
……どうやら杉本は割と本気で怒っているようだ。
ああ、こわいこわい。嫌だねぇ、野蛮人は。
「薬売りのおにぃさん、日高のエディ・ーダンって紳士はご存知？」
白石がムカつく笑いを浮かべたまま、ダンの話を持ちかけた。
「あの大牧場主の？」
「ええ……彼ね、私のダチ……ですわ。エディーちゃんに聞けばその『熊胆』の出どころは保証してくれますんで」
「さっさと計算し直せよ！」
今にも殴りかかりそうな勢いで言う杉本に、白石はまた制止を求める。
「ホレホレ、落ち着きなさ……」
しかし、またすぐに杉本に殴り倒されてしまった。
というか、もはや地面に叩きつけられている。
「痛った〜ヒヒヒッ……猛獣ですわ」
その白石を見たからか、杉本が怖かったからか。
薬売りはしっかりと正規の値段で買い取ってくれた。
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おほしさま - ぴーなっつさん» わぁ〜！ありがとうございます！！！私も自分の書く夢主ちゃん好きなので、そう言って貰えるととっても嬉しいです！！*.(*´͈ ˘ `͈*).* 尾形オチ！なるほどです！参考にさせて頂きますね！ありがとうございます！！ (2月15日 0時) (
レス) id: 4b9eb9562c (このIDを非表示/違反報告)
ぴーなっつ - 夢主さんの性格がめっちゃ好みで最高です！このまま尾形落ちが個人的には最高です、、 (2月14日 22時) (レス) @page50 id: e98b8983e0 (このIDを非表示/違反報告)
おほしさま - るるるさん» いえいえ、気遣ってくださりありがとうございます^^ (2月14日 19時) (レス) id: 4b9eb9562c (このIDを非表示/違反報告)
おほしさま - そしてオチへの意見ですが、私はまったく気にしません！むしろ意見をいただけて嬉しく思います^^でも、他の方の作者さんがどう考えるかは分からないので、なるべく控えるようにした方がいいかもしれませんね！注意してくださった方、ありがとうございますm(_ _)m (2月14日 19時) (レス) id: 4b9eb9562c (このIDを非表示/違反報告)
おほしさま - コメント急に増えてて驚きですΣ( ˙꒳˙ )尾形、鯉登、月島オチですね！！わ〜迷っちゃうなぁ(*´ω｀*) (2月14日 19時) (レス) id: 4b9eb9562c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おほしさま | 作成日時：2024年1月22日 2時
