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「——それが特徴からしてアシㇼパの父親だろう。そして、その後ろに佇んでいた男がキロランケだった」
ちなみに、私が生まれる以前の母の話を知っているのは、母が私に直接この話をしたからだ。
話終えた母は、私に言った。
『私も、博文さんも、あんたみたいなののことは、ただの道具としかみていないのよッ！あんたは私と博文さんの言うことだけ聞いてればいいのッ！愛してもらおうなんて、思うんじゃないわよッ！アッハハハハハハッ！』
その狂気に満ちた笑顔と笑い声が、目から、耳から離れずに残っている。
これも二日前に思い出した。
最悪なことばかりだが、思い出せてよかったとも思う。
あんなに恐れていと言うのに、人間とは不思議なものだ。
そして、これは第七師団発足前の話。
その後からの記憶ははっきりとしている。
それ以前の記憶が曖昧だったのは、信じたくない、忘れたい記憶を抜き取り、繋ぎ合わせ、無理やりに作り出していたものだったからだろう。
「二人に会ったのはそれ一度きりだったし、私はその後すぐに逃げ出してしまったからろくに会話もしていない。だから、金塊に関する情報は、結局何もなしだ。……すまない」
なにか金塊の手掛かりになるような記憶を見つけるために、必死になって思い出したというのに。
情けない。
「謝ることじゃない。話せと言ったのは私だ。教えてくれてありがとう。黒木」
目の前にいるアシㇼパの瞳は、その父のものとそっくりだ。
けれど、やはり何かが違う。
あの時見た男の瞳に宿ったほの暗さ。
……やはり、網走監獄にいるのっぺら坊は、あの男なのだろうか。
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おほしさま - ぴーなっつさん» わぁ〜！ありがとうございます！！！私も自分の書く夢主ちゃん好きなので、そう言って貰えるととっても嬉しいです！！*.(*´͈ ˘ `͈*).* 尾形オチ！なるほどです！参考にさせて頂きますね！ありがとうございます！！ (2月15日 0時) (
レス) id: 4b9eb9562c (このIDを非表示/違反報告)
ぴーなっつ - 夢主さんの性格がめっちゃ好みで最高です！このまま尾形落ちが個人的には最高です、、 (2月14日 22時) (レス) @page50 id: e98b8983e0 (このIDを非表示/違反報告)
おほしさま - るるるさん» いえいえ、気遣ってくださりありがとうございます^^ (2月14日 19時) (レス) id: 4b9eb9562c (このIDを非表示/違反報告)
おほしさま - そしてオチへの意見ですが、私はまったく気にしません！むしろ意見をいただけて嬉しく思います^^でも、他の方の作者さんがどう考えるかは分からないので、なるべく控えるようにした方がいいかもしれませんね！注意してくださった方、ありがとうございますm(_ _)m (2月14日 19時) (レス) id: 4b9eb9562c (このIDを非表示/違反報告)
おほしさま - コメント急に増えてて驚きですΣ( ˙꒳˙ )尾形、鯉登、月島オチですね！！わ〜迷っちゃうなぁ(*´ω｀*) (2月14日 19時) (レス) id: 4b9eb9562c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おほしさま | 作成日時：2024年1月22日 2時
