【妖怪ウォッチ4++】転生した妖怪議長。第1章 (ページ20)

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ミステリー好きな少女ページ20

土蜘蛛「ああ。数日前から行方不明でな。まさかそっちの時代に行ってるとはな」

理夜「にしても困りましたねぇ。扉が次いつ開くか解らないし、見知らぬこの時代を迂闊に歩きたくないし」

大ガマ「そうだなー・・・お！そうだ！」

土蜘蛛「どうした？大ガマ」

大ガマ「イナホだよ！彼奴ならなんとかしてくれるだろ！」

土蜘蛛「なるほどな。理夜よ、少し待っててくれないか？」

理夜「え？あ、はい」

数十分後、土蜘蛛達はイナホを連れてきた。

イナホ「あのぉ、2人共。此処に何があるんですかね？」

理夜「えっと、こんにちは。姫乃理夜と言います」

イナホ「あ、どうも。未空イナホです」

大ガマ「なぁイナホ。お前、不可思議なもの好きだったよな？」

イナホ「もちろん大好きですけど・・・」

土蜘蛛「理夜はそこの不思議な扉から出てきたんだ」

イナホ「それがどうしたんですか？」

理夜「えっと、イナホさん」

イナホ「なんですか？」

理夜「私はこのトビラの先、もといこの時代のはるか先の未来から来たんです。けど、この時代から元の時代に帰る方法が無くって・・・」

するとイナホは理夜の手を掴んだ。

理夜「！？」

土蜘蛛「(スイッチが入ったな)」

イナホ「つまり貴女は未来人という事なんですよね！？そうだとなると未来の私の事とかって知ってたりするんですか！？」

理夜「いやえと、未来のイナホさんには会った事無いです」

イナホ「そうですかぁ。残念です」